盲獣

もうじゅう

『盲獣』とは、江戸川乱歩の小説。

概要

江戸川乱歩が描いた小説。

タイトル通り、盲目の男が女を次々と拉致しては弄び、挙句の果てに情け容赦なく冥土へ送るという惨劇を描いたクライム・ストーリーである。

のちに映像化された。

1969年に日本で公開された映画。

原作と同じく盲目の男が女性を拉致・監禁するという内容であるが、設定が色々と改変されている。

盲目の彫刻家・蘇父道夫は女性タレント・島アキを拉致し、彼女の彫刻を作ろうとする。

初めは抵抗していたアキも、次第に彼との奇怪な同居生活に溺れてしまう…。

2004年に公開された映画。

タイトル通り、江戸川乱歩の『盲獣』と『一寸法師』を原作としており、盲獣と一寸法師による2つの猟奇的犯罪に挑む名探偵・明智小五郎の活躍が描かれている。