「たとえ泥人形であろうと、私はお前たちを永遠に憎む!」
概説
演:来栖明子
剣を用いた白兵戦に加えて多彩な妖術を扱う等、幹部の名に恥じない実力を誇る。
もとはダイ族で、クジャクの親友であったが、幼少期の事故でクジャクをかばって顔に傷を負う。その後クジャクが姿を消したことを自分を見捨てたと誤解し(実際は傷を癒す為の霊薬を探していた)、逆恨みからゴーマ族に寝返り中佐の階級を得る。更にはクジャクを罠にかけて、見事に復讐に成功したと思われたが、ダイレンジャーの活躍で現在に蘇ってしまった。
本物と偽物
実は本物のガラは6000年前の戦いで戦死し、既に魂は昇天して天上界でクジャクと和解していた(そのうえ、傷は消えている)。
その際、昇天したクジャクと同等の存在になっているかのごとき描写がみられたが詳しい経緯は不明。
そして現代の戦いに参戦していたゴーマのガラはシャダム中佐によって作られた紛い物の操り人形であった。
泥人形ガラの魂が記憶を模倣して作られた偽物の人格なのか、それとも本人の残留思念なのかは不明。
しかし泥人形であっても幹部というだけありメディア魔術師の火炎攻撃が全く通用せず、フィルムでの束縛をあっさり脱出するなど一般のゴーマ怪人よりは遥かに強く、磁石神父などの癖のある怪人も使いこなし、最終決戦でもシシレンジャーとホウオウレンジャーの二人とも互角以上(クジャクと本物のガラが出現するまではむしろ押し気味)の戦いを繰り広げるなどその実力は本物だった。
最終的には己が偽物だった事実に絶望しながらザイドス同様肉体が崩れ、土塊となり果てながらも大五とリンを睨み付けながら怨嗟の言葉を残して消えていった。
「私は、ゴーマのガラなのだ……!! ア、アァ……!!」
関連タグ
ドクター・マゼンダ:超獣戦隊ライブマンに登場する悪の組織の幹部で、『序盤から登場する悪の三幹部の紅一点』『同じ女優が演じている』『視聴者にとってトラウマになるような悲惨な末路を辿った』など共通点が多い