切断マジック
せつだんまじっく
切断マジック(Cutting magic)とは、被験体の身体を分割する奇術・手品の一種。
概要
切断マジックといっても複数あり、代表的なものは「身体切断マジック」という、胴を境に上半身と下半身へ分割するマジックがある(ここでは胴切りを中心に解説)。
被験体となる人物を二部分割された身体のうちアピールするため、足をくすぐることにより離れた本体が笑い悶えるのが肝である。切断マジックでくすぐりは定番。
被験体が美女であれば美女切断マジックという。
種類
- 箱入
箱に入る定番のもの。尻部と腿の境に切り込み足を含む脚が孤立するというものだが、実践している奇術師(マジシャン)は殆どいない・・・
- モダンアートウォーキングテーブル
縦長箱に入った美女の上半身をスライディング。それをカーテンの向こうへ突き放すと美女の下半身だけがテーブルを押して歩いてくるというもの。
- 胴斬
下腹部を境に上半と下半に分割という定番のマジック。
- 複数分割
縦に積み上げられた複数の箱でできているので扉が複数箇所に付いている。
箱と箱の間に鉄板を差し込み箱を取り払うと、頭や胴、脚などが描く箱に入っているというもの。