概要
暮石ヤコのマンガ『ソマリと森の神様』の登場キャラクター。
CV:小野大輔
1000年の寿命をもち、森を守る番人として999年を生きたゴーレム。
乗っていた馬車を襲われ、彼の管理する森に逃げてきた「人間」の少女が1人迷い込み、邂逅したところから物語が始まる。
この時代、世界は「人ではない者」が支配し、「人間」は彼らの食糧として狩られるために生きており、「人間」の生き残りもさほど残されてはいなかった。
襲われたショックのせいか、少女はゴーレムを「お父さん」と呼び、ひとときも離れようとしない。
「私はおまえの父ではない」
「ゴーレムに感情はない」
ゴーレムは、5歳ほどの年端もいかない少女を森から出そうとするが、なついて離れようとしない少女を拒絶することができずに”ソマリ”と名づけ、彼女を「彼女の両親」に返すための旅に出ることを決心した。
ゴーレムの「父」と人間の「娘」は旅を続けるうち「父子」の絆を強めていくが、ゴーレムは1年も満たずに自分の命が尽きること、もし自分がいなくなったら「ソマリ」を守るものがいなくなること、それまでに「ソマリ」を両親に返さなければならないことに焦りを募らせていく。