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あらすじ
(原作ページから引用)
酷いいじめを受け、最後はガス爆発に巻き込まれて死んだ少女、千条 夜菜。
彼女は死後、邪神イスズの力により、吸血鬼族の族長の娘、『リーン・ブラッドロード』に転生する。
そこでは、前世とは比較にならない、平和で穏やかな暮らしが待っていた。大好きな両親に囲まれ、友達も出来て、順風満帆な人生を送っていた。
—————だが、その時間は、理不尽な理由で吸血鬼族を根絶やしにせんとした人間のせいで、突如として終わりを迎える。
「ああ、そうか。人間なんているから、私の人生は狂ったんだ」
一方、とある村で厄介者扱いされてきた、一人の少女。
彼女は『勇者』としての素質を持ち、凄まじい才能と未来への可能性を持ちながらも、人間によって心を壊され、洗脳され、生物兵器として利用されていた。
「本当は………人間なんて守りたくなかった。勇者になんて、なりたくなかった」
やがて出会った、人間に激しい憎しみを持つ二人。そして彼女達は、人間にとっての厄災となる。
これは、人間によって人生を狂わされ、一度は命以外の全てを失った二人の少女が、今度はあらゆる手段を用いて、人間を滅ぼし尽くし、復讐を果たすまでの物語。
概要
原作者は「早海ヒロ」
近年増えつつある転生ものだが、同時に同じく増えつつある復讐ものでもある。
本作の主人公である転生者は、生前酷いイジメを受けていたが、我が身保身の為に親も先生も見て見ぬふりをされてしまう。そして、転生先の神の都合で巻き添えの形に死亡してしまうが、もう1人の神であるイスズによって亜人である吸血鬼として転生することになる。
5歳になったばかりの頃、故郷の吸血鬼の村に人間達が押し入り、魔族と言うだけで自分以外の吸血鬼族が全滅。これを機に転生者は、「人間がいるから自分の人生が不幸になった」と考え、人類絶滅の為に魔王軍に入る。
一方、とある村に住んでいた少女は勇者の素質に目覚める。しかし、愛情を与えてくれない両親、自分を虐める姉とその取り巻き達、そしてそれを見て見ぬふりをする所か影で嘲笑う村人達に金で売られ、神都に連れてかれる。そして、神都の人間達の『勇者兵器化計画』により、心が壊れ、魔族を殺すだけの人形になってしまった。
その2人が出会い、魔王軍の最強の幹部になり、人類を1匹残らず皆殺しにするのである。
登場人物
メインキャラ
- リーン・ブラッドロード
本作の主人公。前世では千条夜菜(せんじょうよな)という女子高生だったが、上記の通り、ミザリー及び人間達を誰よりも憎んでいる(当然ながら前世の種族が人間だった事を『前世で自分が人間だったってことを脳をえぐり出して忘れたいくらい……人間が、大っっっっっ嫌いなんだもの』と語るほど嫌っている)。今世の家族や友達を皆殺しにされ、人間達を絶滅すると決意した。イスズの助言で魔王軍に入り、持ち前のステータスや戦闘能力と授かった臣器や神器で人間達を殺しまくる。胸は気にする方。
- ヨミ
もう1人の主人公ポジションである勇者の少女。上記の通り、家族や村人達に神都の人間達に酷い仕打ちを受けて心を崩壊されるが、リーンの一騎打ちで戦闘不能に追い込まれた拍子に心を取り戻す。リーンによって魔王城に連れ去られそこで自身の本音と人間達に向けられた仕打ちを吐き出し、魔王軍の一員として迎えられ、魔王軍の中でナンバー2の実力を身につけた。一人称が「私」から「僕」に変わる場面があるが、これは神都の兵士達が彼女を心を壊す暴行をされ続けられて一人称がぶれてしまったと言う設定である(初期案ではリーンにボクっ娘にする予定だったらしい)。また、当初はヨミと言う名前では無く別の名前があったが、同じく兵士達に暴行され続けられ誰も名前ではなく「勇者」と呼び続けられ、本当の名前を思い出せなくなってしまったらしい(ある話ではある人物が彼女の本名を言う場面があるが、名前が黒く塗り潰さており、本人ももう思い出すつもりは無いらしい)。ヨミの名前はリーンに付けてもらったが、前世の自分のある家族の名前から取った物らしい。ある部分がデカいのだが本人は無自覚らしい。