風祭フーカ
かざまつりふーか
CV:三森すずこ
概要
中学3年生の少女。貧乳。作中では単にフーカと呼ばれる事が多い。
プリニーの皮が不足していたため、プリニーの帽子をかぶるだけという中途半端な扱われ方をされている。
死因は覚えておらず、寧ろ死んだ事すら自覚が無く、自分の目の前で起きていることは『自分の夢の中』の出来事だと思い込んでいる。当然、自分の罪も覚えていない。
強引な性格と行動で周囲を引っ掻き回す、元気すぎる女の子で、デスコやブルカノ(?)とガールズトークをする女の子らしい一面もあり、一行のムードメーカーであるが、思い込みが激しく、暴走しがち。故にフェンリッヒからは煙たがられている。
年頃らしく恋バナが大好き。特にヴァルバトーゼとある人物の関係はかなり気になるようだ。
誰に何と言われようと自分が死んだことを認めようとしない。永遠に認めないであろう。
なお、ヴァルバトーゼたち反乱分子と出会う前は、エトナのような人物の所でこき使われていた模様。
性能
第2章で加入する固有キャラ。得意武器は斧・剣(初期装備は斧)。
固有魔ビリティーは特殊技の被ダメージを50%軽減する「ドリームオーラ」。
属性、射程問わず全ての特殊技のダメージを軽減するという、『4』全体で見ても稀な魔ビリティーを備えている。仲間になった直後こそ、敵の行動が通常攻撃中心であるためいまいちな効果に感じられるが、ある程度ゲームが進み戦闘が特殊技の応酬と化すと、その優秀さを実感できるようになる。
ちなみに固有魔ビリティーの効果は、他の魔ビリティーや固有イノセントの効果と重複するので、工夫次第で要塞のように硬いフーカを実現できる。イノセントで耐性面や状態異常対策を施し、魔チェンジなどを駆使して最大HPを強化、更に支援系の魔ビリティーで即死対策、邪シンボルの生贄の祭壇による自動蘇生などを取り入れれば完璧である。まぁ通常のプレイではネタの域を出ないのだが…
しかし『4』にはオンライン要素があり、それを利用したやり込みの一種として、極限まで強化したフーカをエディットマップに配置し、オンラインで公開するというものがある。
エディットマップではジオエフェクトも利用できるため、敵超強化3倍や回復などを駆使すれば、状態異常・即死も効かず、威力SSの特殊技もかすり傷、ターン終了時に全快、死んでも5回まで復活という、超魔王バールもビックリの最強ボスが完成する。流石デスお姉さま!
ただし公開するにはそのマップを一度テストプレイでクリアしなければならないが…
続編での活躍
フーカ&デスコ編はじめました
2011年10月27日にフーカ&デスコ編の追加シナリオの配信された。
エミーゼルがプリニーを転生させる様子を偶然見かけたフーカが、転生すれば元の生活に戻れると思い込み、転生を目指してデスコと共にひと悶着起こすというストーリーが展開される。
フーカ操作中は、戦挙事務所でのキャラとの会話が変化する。特に普段操作しているヴァルバトーゼはこの間しか話しかけられない。
タイムリープ編(4 Return)
Returnで追加されたタイムリープ編でも操作キャラになっている。
拠点で見つけた不思議な懐中時計の力によって、400年前の人間界へと召喚されてしまう。そこで出会った人間の少女ナギに頼まれ、当時の人間界で起こっていた戦争を止めるために奮闘することになる。
D2
ディスガイア4の他の主要キャラクターのほとんどが後日談で登場することを考えると微妙な位置づけとなっている。これを扱いが悪いと考えるのか、DLCさえ購入すれば最初から使えるから扱いが良いと考えるのかは人それぞれだろう。
相変わらずD2でも夢の中の出来事だと決め付けている。
5
ディスガイア5でもDLCで参戦。ヴァルバトーゼ編とは別にフーカ編として配信された。
お菓子の食べ過ぎで体重が増えてしまい、その事で悩んでいるのを、デスコに恋をしたからだと勘違いされ、騒動を起きることに。
ディスガイアRPG
第一部の第三章で登場。アデルが長い間帰ってこないことに悩むロザリンドに対し、女を磨けば彼も帰ってくるはずだと、ロザリンドに恋のトレーニング(という名の苦行)を課した。
イベントではジャージ+ブルマ姿の体操服フーカが実装された。
また2020年6月にはフーカXENOなるコンパチキャラが実装された。
関連タグ
※以下ネタバレ注意
彼女の罪は、5歳の時に『「世界征服がしたい」と言った事』。当の本人はそのことをまったく覚えていないが、ビデオテープ等の証拠がある上に、この発言がきっかけで彼女の父親がデスコやクローン悪魔などを作成し魔界を衰退させる一因を担ったことを考えると、結構重い罪である。
ちなみに、フーカが死んだのはデスコの強化版であるデスゼットの仕業。
発端は自分にあるとは言え、これで地獄行きとは酷い仕打ちだろう。
だが、今でも深層心理では征服欲があるらしく、作中のバッドエンドの中には、フーカの命令やご機嫌取りのせいで魔界がスイーツまみれになるモノが存在する。
フーカ&デスコ編ではエミーゼルがプリニーを転生させている現場を目撃し、地獄を抜け出すために(死んでいないと主張しつつ)転生を試みることになる。
その過程でお金を稼ぐために魔界の造幣局を襲ったり、思い出作りという名目で地球征服を試みたりとやることが無茶苦茶である。
結果、地球征服を成し遂げた罪により転生は認められない事となり地獄に留まることになった。