ラプトル

らぷとる

ラテン語で「猛禽」「掠奪者」を意味する語であるが、近年は恐竜の名称として用いられる事が多い。

Pixiv上に限らず、近年単に「ラプトル」と表記した場合ディノニクスやドロマエオサウルス、ヴェロシラプトール（ヴェロキラプトル）などの所謂「ディノニコサウルス類」に属する小型肉食恐竜を指す事が多い。理由はディノニクス発掘以後、発見・記載された近縁種が殆ど「○○ラプトル」と命名された事と、映画「ジュラシック・パーク」シリーズでヴェロシラプトールが「ラプトル」と省略して呼ばれていた事による。

更に、この頃ではディノニコサウルス類に限らず肉食恐竜の系統の新種に「〇〇ラプトル」の学名をつける事が多くなった。

例をあげると爪の形状から誤解が発生した(前肢の鉤爪をヴぇろきラプトルなどの後肢の発達した鉤爪と誤認)フクイラプトルや、卵を覆う形で発見されたため卵泥棒という意味の名前が付いたオヴィラプトル(のちにこれも卵を守っていたことに対する誤解と判明)などがある