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ドクター・オブラーの編集履歴

2020-07-16 19:00:41 バージョン

ドクター・オブラー

どくたーおぶらー

ドクター・オブラーとは「超獣戦隊ライブマン」に登場する人物。武装頭脳軍ボルトの幹部。

概要

演:坂井徹

声:森篤夫

武装頭脳軍ボルトの幹部、ドクター達の一人。別名に獣人オブラー

本名は尾村豪。後のケンプこと月形、マゼンタこと仙田と共にボルトに入る。ボルト加入当時はわずかな改造しか施しておらず、末席の扱いであったが、第3話でウイルスヅノーのウイルスによって圧倒的体躯とパワーを有する獣人オブラーへと進化を遂げ、地位を確立する。


人物

元々は貧弱な虚弱体質であった(ゆえにほとんど体を改造していなかった)が、獣人化後は豪快かつ自信に満ちた性格になり、同僚のケンプ達をも「中途半端」と批判するなどした。

しかし、その高い学力は生まれついて得たものではなく、教育ママだった母親・俊子による過度な教育によって身に付いたものである。また、当時はそんな母の影響で子供らしい事が全くできず、その事が心の奥底でコンプレックスになっている。


イエローライオン大原丈とも親友で、当時は泳げないにも関わらず溺れた子犬を助けようと川に飛び込んだ事もあるなど、元々は根っからの悪党というわけでもない。

と言うよりも彼の人格は「母の期待に応えるために本心を押し殺して天才であり続ける」事が「天才であり続ける」事に固執してしまい、「誰かのため」に努力できる面が歪んだ結果であり、終盤では共にボルトに入団したケンプ達を救うべく説得に取り組んでいく。


ビアスに対する忠誠心は非常に強いが、次第に失策が重なり、分身頭脳獣を作るという自殺行為によってウイルスの効力が落ち(作戦途中までそのことに気付かなかったことも見限られた要因と思われる)、わずかなダメージで人間に戻ってしまったうえ分身頭脳獣に内面が反映され作戦がめちゃくちゃになった事からビアスに見限られ、さらに他の三人にも頭脳獣の素体にされたりとボルトからも完全に切り捨てられる。

息子にしてきたことへの過ちに気付き、これを悔いた母の謝罪と涙による和解を経て元の人間に戻る事ができたものの、これまでの反動によって心身が消耗した彼は記憶を殆ど失ってしまい、母に付き添われながらボルトを脱退する。


以降は暫く登場が無かったが、記憶を少しずつ取り戻すにつれて自分がボルトの一員として行ってきた罪を悔い、クリスチャンとなっていた。

再登場の時に頭脳獣に突然襲われたことで全ての記憶を取り戻したため、生存をボルトに知られて命を狙われる苦難に遭いつつもライブマンを支援し、同時にマゼンダとアシュラの最期を見届けた。


能力

バイオテクノロジーに優れ、自らを獣人化したウィルスや噛んだ者を猿人化する頭脳獣ヒヒヅノー(猿人に噛まれた者も猿人化しネズミ算式に猿人が増殖する)を作り出した際にはドクター・ケンプさえも驚き、悔しがりつつその技術を自分に勝るものと称賛した。

獣人化ウィルスも一旦効果が薄れても肉体強化の効力は残存し、強力なエネルギーを与える事で活動を再開するなど非常に強力である。

なお、人間に戻った後もウイルスの影響が尾村の体に残り続けた結果死ねない体になっており、演出の問題という側面があるにしてもガッシュガン(主にボルトの幹部達を粛清するのに使われ、ライブマンも直撃すればただでは済まない作中最強武器)を至近距離から何発も食らったにも関わらずほぼ無傷で済んでいる。


余談

ボルトの初期メンバーのドクター3名の中では唯一の生存者にして、悪行の報いから重傷を負ったものの明確に救われた人物となったが、一人だけ死ねない体で生き続けるという死ぬよりも重い罰を受けたと見る事もできる(後に丈が他二人と一括りに「救うことができなかった」と述べたのもうなずける)。

もっとも、死ぬのと死ねなくなるのどちらがマシかという話ではあるが。


関連タグ

武装頭脳軍ボルト 哀しき悪役

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