太鼓鐘貞宗(刀剣乱舞)
たいこがねさだむね
プロフィール
「待たせたなぁー皆の衆! へへへ、なーんてね。俺が、噂の貞ちゃんだ!」
「俺は、太鼓鐘貞宗! ド派手に暴れようぜぇ!」
公式Twitterの紹介
相州貞宗の作で、長く伊達家に在った短刀。
伊達者という言葉が今に残るだけあって、派手好きでお洒落を尊ぶ性質をこの太鼓鐘貞宗も受け継いでいる。燭台切光忠とは「みっちゃん」「さだちゃん」と呼び合う仲。
概要
ニトロプラスがシナリオ・キャラクターデザインを手掛ける、DMM.comのブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士。
2016年6月20日にビジュアルの一部のみを先行して公開され、その後、22日に正式に追加が発表された。
23日のメンテナンス後に追加されたマップ「7-2 江戸・白金台」のボスマスで稀にドロップという形で実装された。カンストや極でも苦戦が強いられるマップであり、入手難易度が高い刀剣男士の一人であったが、イベント「戦力拡充計画」でレアドロップとして登場したこともあった。
その後、2018年7月3日のアップデートで鍛刀が可能になった。鍛刀時間は20分。他の短刀と同じく最低値でも出ることがあるため、入手難易度はかなり下がった。
初期から燭台切光忠と大倶利伽羅の口より名が出され存在が示唆されていた刀剣男士であり、2015年8月に発売された絢爛図録では燭台切光忠の項目で『太鼓鐘貞宗とは「みっちゃん」「さだちゃん」と呼び合う仲』と記され、大倶利伽羅の項目でも旧知の仲の一人とされていた。そのため長らく登場が期待されていたがゲームリリースから1年6ヶ月経ってついに実装。
登場を望んでいた彼らと審神者は首をとても長くして待っていたことだろう。
ドロップ台詞が2種類あり、初ドロップでは「待たせたなぁー皆の衆! へへへ、なーんてね。俺が、噂の貞ちゃんだ!」と、これまで待たされたぶん感慨深い台詞を言ってくれる。2度目以降では「俺は、太鼓鐘貞宗! ド派手に暴れようぜぇ!」となる。
なお、鍛刀では初入手時もドロップ台詞が2度目以降のものに統一されている。太刀のドロップ範囲が6面以降に変更されたため、これからの新人審神者には貞ちゃんが先に来て、相方が「噂のみっちゃん」となり待たれる光景もあると予想される。
ちなみに絢爛図録や公式Twitterの紹介文では「さだちゃん」の表記だが、現時点のゲーム内では「貞ちゃん」になっており表記揺れしている。
刀剣資料「埋忠押形」によると、『太鼓鐘』の称号は、堺の商人だった太鼓鐘家にあったことに由来する。
容姿
紺色の編み込みや、ちょんまげが施されているミディアムに、金色の瞳を持つ。瞳の色は伊達組共通。
複雑な髪型に関しては、図録で細かく書かれており、書く人は見るのをおすすめする。
戦装束は、刀派共通の白と金を基調としたお洒落な洋装。
ふとともが眩しい。
水色の羽根を思わせるマークが書かれたマントを着用。
マントの紐にカラフルな宝石があり、これは、伊達政宗が持っていた水玉陣羽織から取られたと思われる。
キャラクター像
性格は快活で男前な伊達男。
派手好きで気風が良く、万屋に連れて行くと「派手に散財するのと、無駄遣いは違うからな」と審神者を諫めるしっかりしたところもある。
お洒落を尊ぶ性質を持っているため衣装には気を配っているようで、戦闘では敵に衣装をボロボロにされると怒りを向ける。しかし、中傷以上の手入れ等では負傷した自身や衣装よりも、審神者にさりげない気遣いを見せる。さすが伊達男。
伊達家に所有されていた繋がりある燭台切光忠・大倶利伽羅・鶴丸国永とはペアで組み合わせて内番(畑当番・手合せ)に任命すると特殊会話が発生する。
燭台切光忠とは互いに愛称で呼び合っており、昔は一緒に組んでいたらしい。
相方と同様に「ここにはいろいろ刀がいるけど、みっちゃんはいるかい?燭台切光忠、通称みっちゃんだ!」と審神者に尋ねてくる。仲が良いだけあって対になっている台詞も多い。
畑当番で同じように料理に言及することから、燭台切光忠と同じく太鼓鐘貞宗も料理好きなのかもしれない。農作にも造詣があるようだ。
細川家に所縁ある刀と伊達家に所縁ある刀による回想イベント『九曜と竹雀の縁』シリーズでは共に活躍する機会がある。
旧知の仲であり史実では長年一緒だった大倶利伽羅とは一緒に関ケ原に出陣すると回想が発生する。
大倶利伽羅からは「貞宗」または「貞」と呼ばれており、気の知れた間柄なことが窺える。
鶴丸国永との畑当番特殊会話では意気投合してやんちゃする様子が見られる。いったい畑に何が起きたのか…。
回想によると、小夜左文字から見た伊達の刀剣は仲が良いらしい。だが、単に燭台切が上手くまとめているだけの気がする、とも言われていた。