概要
アービターの階級はコヴナントが重大な危機に直面した際に任命される。
政治的・軍事的な地位は高等評議会よりも低いものの、宗教的にもっとも高い地位であり、コヴナント社会において尊敬・崇拝の対象となっている。
アービターはコヴナント社会の危機に対し、命を懸けて危険な任務に当たることになる。
ゼル・ヴァダム
「HALOトリロジー」におけるアービター。
あらゆる媒体ではこのゼル・ヴァダムを単に「アービター」と呼ぶことが多い。
元はコヴナント軍連合艦隊パーティキュラー・ジャスティスの最高司令官。
「HALO:CA」におけるマスターチーフのインスタレーション04の大破の責任をコヴナントの高等評議会に問われ、最高司令官を解任。その後異端者の烙印を押され、処刑されるはずだったが、大祭司によってコヴナントの調停者(アービター)に任命される。
HALO3冒頭におけるアービターの翻訳台詞「たやすいことではない」は日本での認知度が高く、たびたびユーザーの間で用いられる。
リパ・モラム
「HaloWars」におけるアービター。
第17代目であり、エナジーソードによる接近戦を得意としていた。
ジョン・フォージ軍曹にソードを奪われ、殺害される。
ファル
「Halo:Legends The Duel」におけるアービター。
コブナントに加盟して間もない時にアービターの任に就いたある日、予言者の排斥を画策する「ロー」から同志になるよう誘われるところを予言者派の猛者「ハカ」に目撃される。
それに激高した予言者は反逆者の抹殺をハカ達に命じ、ファルの妻「ハン」が巻き添えで殺害されてしまう。
妻の仇を討つため、異端者の烙印をおされたファルはたった一人でコブナント軍の大群と戦い、最終的に「ハカ」とソード同士の相打ちで殺された。