概要
ピノコとは、『ブラック・ジャック』のレギュラー登場人物の一人。名前の由来はピノキオから。
CV:水谷優子
双子として生まれるはずだった姉の体のこぶ(畸形嚢腫)の中に脳や手足・内臓等がばらばらに収まった状態で登場。あちこちの病院で摘出手術を受けようとしたのだが、念力で手術道具を破壊したり、テレパシーで医師等を狂わせるといった超能力で手術を妨害するため手がつけられず、もぐり医師であるブラック・ジャックの病院に運び込まれた。ブラック・ジャックも当初は妨害を受けたものの、「摘出しても培養液に入れて殺さない」と説得をして麻酔をかけ摘出。その後、合成樹脂製の部品と組み合わせて一人の女児として組み立てられた。この超能力は畸形嚢腫の時だけ発揮されており、その後は全く使う描写はない。
ブラック・ジャックとともに生活するただひとりの家族であると同時に、ブラック・ジャックが全幅の信頼を寄せる忠実な助手でもある。戸籍上の年齢も実質0歳だが、いままで患者の体内で生きてきたことを理由に自分は18~20歳の「としごろのレレイ(レディ)」だと言い張っているが、実際の知性や行動は見た目どおりの幼稚園児程度。特に話し方で、舌が回らない描写が多々見られる。
ブラック・ジャックの「おくたん(奥さん)」と自称しているが、ブラック・ジャック自身は娘のように扱っている。嫉妬深い一面も持っており、ブラック・ジャックが若い女性と関わることを嫌う。