岸辺(チェンソーマン)
きしべ
性格
「悪魔が恐れるデビルハンターは頭のネジがぶっ飛んだ奴」という持論がある。
そのためまともではデビルハンターが務まらないと考えており、常に飲酒して酔っ払うことで頭のネジを外している。
根は人情家で、度重なる教え子の死が強いストレスになっており、飲酒量は増える一方。
若い頃は軽薄な性格で、女好きが強調されている。
能力
最強のデビルハンターを自称しており、極めて戦闘力が高い。
デンジとパワーが知恵を尽くして共闘しても勝てず、クァンシの魔人四人がかりでもまるで相手にならなかった。
「人類最強」「まともに食らったら死ぬ」と評されるクァンシの打撃を受けても平然としているなど、防御も堅い。
契約悪魔は「爪の悪魔」「ナイフの悪魔」「針の悪魔」の三体が示唆されているが、具体的にどういった能力であるかは描かれていない。
長年に渡るデビルハンターとしての活動の結果、すでに体には契約で支払えるものがほとんど残っておらず作中ではもっぱらナイフと体術で戦っている。
作中での活躍
バディの死を弔う姫野の回想で初登場し、非情なデビルハンターの心得を語る。
デンジとパワーを一人前にするための教官として再登場し、幾度もデンジを「殺し」ながら戦闘の基礎をスパルタ教育。二人を硬軟備えた一人前のデビルハンターに仕上げた。しかし、マキマとの会食では、情が移って彼らの死を見たくなくなったとぼやいており、マキマに対しても意味深な敵意を見せている。
その後、実験部隊「特異4課」の隊長に就任。
デンジの心臓争奪戦では一戦力として参加し、クァンシと離れた魔人4名を制圧。そのまま魔人を人質としてクァンシの引き抜きを試みるが、説得に失敗して戦闘に突入し、ビルから突き落とされた(尚、落下の勢いを殺して無傷)。この時、いかなる理由かは不明だがマキマ殺害を計画しており、吉田ヒロフミとの会話でも計画の一端を覗かせていた。しかし、目隠ししたままとはいえ眼前でクァンシの死をマキマに見せつけられ、「何も見たくない」とぼやく。
単行本8巻のおまけでは若い頃の姿が描かれた。当時は黒髪の美青年で、クァンシに幾度も言い寄るが、その度に殴られて拒否されていた模様。