概要
クマ軍基地の最深部に待ち構えているはずなのだが、コンカーが訪れた時は女の子が1人戦場に取り残され、泣いているだけであった。
試しに話してみるコンカーだったが、なぜか周囲の潜水艦から発射されるミサイルの型番などに妙に詳しい。彼女は学校で習ったとか言っているが、お前のようなょぅι゛ょがいるか!
彼女が怯えている原因であった潜水艦をすべて排除すると、案の定というか本性を見せた。
チャイルドプレイばりに首が360度回転し、ボイスも途端にダミ声に。
そして地下から巨大な重装備のテディ兵士が姿を見せたのであった。
エクスペリメントとは、幼女を装ったブレーンである彼女と、屈強な重装テディ兵士のペアを指し示す、クマ軍の新兵器というのが真相である。
通常のテディ兵士と違って目があまり見えていない様子なのか、指示は幼女が担当。
生身で近づけば丸鋸で一撃必殺させてくるし、戦車に乗ってもタングステン弾で装甲を破り、磁気レーザーで確実に標的との距離を詰め、追い詰められれば連装ミサイルの嵐を浴びせてくる。近づき過ぎれば持ち上げからの叩きつけで戦車もただではすまない。
コンカー側の反撃手段としては幼女を狙って戦車砲で吹っ飛ばすこと。分離してしまうとテディ兵士が幼女を拾いに走るため、そこを狙って背中のハッチへ砲撃すればよい。
しかし、テディ兵士が機能不全に陥ると、彼女は奥の手を用意していた。
「このボタンは何かな〜? ひひひ、へっへっへ、ヘェッヘッヘッヘェ!!!」
お約束というか、基地の自爆装置が動き出す。この脱出劇が、クマリス戦争のクライマックスにして最難関の壁となり、彼女はプレイヤーにとんだ置き土産を残していくのだった。