概要
パンサー大王のお抱えの博士が自室で密かに研究していた、テディベアをベースにした兵士。主な出番は終盤のクマリス戦争。
もともとはパンサー大王の注文である「折れたテーブルの足の修理」のための研究であったのだが、生粋のマッドサイエンティストだったこの博士は常識や一般教養というものがまるっきり欠落しており、その手段として結論がどういうわけか人工兵士の培養へとたどりついてしまった。
モチーフとしてナチスを元にしているらしく、兵士たちは邪悪一辺倒の性格であり、コンカーの暮らしている島の軍曹も「どこから来たかわからないが連中は極めて凶悪」と宣伝していた。これが軍の誇張ではないから恐ろしい。
彼らのボスはエクスペリメントで普段はリスの少女(リトルガール)に擬態しており基地に迷い混んだふりをしている。
Conker:LiveandReloaded
N64版とデザインが大幅に変わっている。
XBOX版では「N64版のデザインの兵士をかつて使っていたこともあったが、脆過ぎて使い物にならず、大幅に改良したモデル」という設定になっている(メイン画像)。
対戦モード「Live&Co.」ではストーリーモードに登場したクマ軍兵士以外の兵士も登場する。
過去では緑を基調とした戦闘服、未来では所々機械が剥き出しになった容姿に赤を基調とした武装となっている。
- グラント…デザインはストーリーモードと同じ。
- デモリッシャー…緑の戦闘服を着た大柄なテディベア。
- サーモフィル…やや細っこい体型のテディベア。
- スニーカー…黒いトレンチコートと帽子を着用したテディベア。
- ロングレンジャー…迷彩柄の戦闘服とヘルメットを着用した長身のテディベア。
- スカイジョッキー…黄色いパイロットスーツを着用したテディベア。
余談
N64版での開発中はさらにナチスの要素が強かったのだが、そのためか相当数のシーンがボツになっている。