概要
ロックアップとはレスラー同士ががっちりと組み合い、お互いの力を確かめ合うことである。
主に試合序盤の攻防として用いられる。
お互いに片方の手で相手の後頭部をつかんで引き寄せ、もう片方の手をその後頭部をつかんでいる相手の腕に絡ませている状態がオーソドックス。
相手の頭を引き寄せようとする力とその腕を阻止しようという力のせめぎ合いを両者が行っている状態であり、まさにレッスル・マッスルという絵図である。
主に男同士でなされる雄々しい状態だが、まれに男勝りな女子レスラーが好んで使うことがある。
名称の都合上、クロップアップ(ハイパークロックアップ)なども引っ掛かるため、「ロックアップ」での完全一致検索か、別タグとの併用がよい。
誤用かどうか…?
いわゆる手四つ(お互いに両手で組み合い、互いに押し合う状態)のことをロックアップと呼ぶ人もいる。正確な表現かは不明。英語では、手四つの状態を「ジョイン・ベンチ」(joint bench?)と、国際プロレスの試合において実況されていたという証言が、ネット検索では見つかる。