演-香川照之
概要
代表取締役常務→取締役降格
本作の後半戦で直樹と衝突する巨悪の1人。史上最年少で常務に上り詰めた産業中央銀行出身者の出世頭で、昔ながらの派閥を重んじる。気に入った部下は可愛がるが、一度でも失敗や問題があれば容赦なく切り捨てる。直樹の父親が自殺するきっかけとなった工場への融資を拒否した張本人。
タミヤ電機に依頼し、妻が経営するアパレルメーカー「ラフィット」に迂回融資させたうえ、伊勢島ホテルが資金運用に失敗し、多額の負債を抱えていたのを知りながら東京中央銀行が出資させるよう仕向けていたことが取締役会で半沢によって明らかになり、取締役たちの前で半沢に土下座させられた。出向や取締役解任を覚悟していたが、結果は平の取締役降格という穏便なものだった(但し、これは敢えて処分を軽くすることで、自分の勢力へ抱き込んで二度と反旗を翻させないようにする中野渡の狙いも含まれていた)。
二期では半沢の出向後一転して敵対していた中野渡頭取派に加わり、自身の部下である伊佐山泰二を利用して半沢つぶしを目論むが…。