CV:沢城みゆき
夏目のクラスメイト。委員長で眼鏡をかけている。
以前、旧校舎で失くし物を探しに通っていた時、そこで出会った妖の時雨に見つけてもらう。探していたのが亡き実母の形見であるお守りだと安堵して語る間に時雨が姿を消す。お礼を言えずにいたことが心残りで、毎日旧校舎を訪れていた。
転校生の夏目が何もないとこで驚いたり、一人で何かを話したりと見かけるうちに、人ではないものが見えるのではないかと疑い、一縷の望みをかけて問いかけるが夏目からは否定を返された。
その後、肝試しに着いてきていた女子高生ニャンコ先生と夏目のやりとりをきっかけに時雨と一瞬の邂逅を果たす。
原作では1話のみのゲストキャラであり、夏目に対しぶしつけともいえる質問をしたのも、旧校舎の取り壊しと自身の転校が決まっていたことで、その時の肝試しが最後の機会だという焦りゆえの事情があった。義理堅く心優しい少女だが、当初は真面目でややクールに接する。
アニメでは準レギュラーとしてその後も登場。1期から2期にかけてはしばしば夏目に付きまとい、彼の秘密について詮索するという役回りが多く、その度に夏目の理解者である田沼や多軌によって阻止されていた。シリーズを重ねた近年はそのような姿勢は鳴りを潜め、あくまで仲の良い級友の一人として接している。
また、同性の多軌とは二人だけで出かけたり、CDの貸し借りを行うなど、気心の知れた友人となっている。時には彼女のニャンコ先生に対する常軌を逸した愛情表現に引き、「シュミが悪い」と洩らした。
アニメのオリジナルキャラクターという側面が強いため、原作準拠の集合絵などでは描かれていない場合がある。