概要
二人の切ないストーリーと展開、セリフ、表情からお互い想い合っていることが分かる。
人気の高い男女CPの一つで、ファンからは公式カップル、公式夫婦として認識されている。
単行本20巻、46巻、47巻のポエムは必見。
47巻のギンのポエムはアニメでも使用されている。
空腹で倒れていた乱菊をギンが助けて一緒に暮らしていた幼馴染で、乱菊の誕生日は2人が出会った日。ギンに誕生日を聞かれて「知らない。あんたと会うまで日にち数えられるような生活してなかったし」と答えた乱菊。その答えにギンは「…ならボクと会うた日が乱菊の誕生日や なっええやろ乱菊」と提案したという優しいエピソードがある。
ある夜、乱菊から何かを奪った連中の親玉が藍染だと偶然知ったギンは復讐を決意。それを取り返す為に死神になる事を決めた。
乱菊が死神になる理由は名言されていないが恐らくギンがなるからだろう。
距離感
真央霊術院~尸魂界篇以前の護廷十三隊時代の二人がどのような態度で相手に接していたのか定かでないが、ギンは藍染に弱みを見せれないため(乱菊に危害が及んだり利用されかねない)一緒に暮らしていた頃よりは距離を置いていたと思われる。
だが、423話の乱菊の回想を見ると(特に最初のコマの距離の近さ、「ありがとうギン」の次のコマの張り付けたような笑みじゃない優しい笑み)周囲の目がない時は流魂街にいた頃のように接していたと思わせる。
『UNMASKED』のフリートーク「キャラブックだからこそ実現できた、キャラ同士が胸に秘めた想いの丈を存分に語り合うスペシャル企画」では、お酒を飲みながらのイヅルとの対談で「あんたにも優しかったんだ?」と発言してたり、『13BLADEs.』のキャラコメントでは「もう大丈夫よ、私(誤字?)の知ってるギンだったんだから」と言っている。
『UNMASKED』の「泣かんでも済むようにしたる」場面の解説文は復讐して平和な世界を取り戻し、乱菊の傍へ。それだけが望みだった。
干し柿
2人の好きな食べ物。嫌いな食べ物は理由が語られているが好きなものは語られていない。空腹に倒れていた松本副隊長に、市丸隊長がそっと差し出したのが干し柿。以来ふたりの好きな食べ物は干し柿になったという噂も。という記載が『カラブリ+』にあり。
『UNMASKED』のギンのページに載っている「special note」にて、手作りするようになったのは隊長昇格後。その干し柿をお酒の後に食べると乱菊は二日酔いをしなかったので度々顔を出しては持って行っていたことが明かされた。
ギンの子供の頃から大好物、三番隊舎に柿の木を植えていて作ると他隊にも配っていたことは以前から判明していたが、手作りは隊長昇格後や乱菊が取りに来ていた設定は(おそらく)ここが初出し設定。
二次創作では*
pixivでの漫画やイラストには同棲期間、護廷十三番隊期間、生存ifなどの妄想が繰り広げられており、ファンからの愛が十二分に伝わってくる。
ギンは乱菊を他者がいる場では「十番副隊長さん」や「松本副隊長さん」と呼ぶのが定番化しているが原作でそのような描写はない。あるのは乱菊の「市丸隊長」呼びと「敬語」
アニメは原作と描写が異なったりアニオリも多くどこまでが原作準拠か定かでないが『尸魂界・救出篇1』の特典ドラマCD「騒乱前夜」では藍染や他副隊長達がいる場でも普通に「乱菊」と呼んでいる。藍染と険悪なやりとりをして(演技)雰囲気を悪くするギンに「市丸隊長お慎みください」「らぁんぎくぅ、そない他人行儀な口の利き方せんでもええやん」「上官に対して無礼な口はきけません」というやりとりがある。