夏油一派
げとういっぱ
夏油一派とは、少年漫画『呪術廻戦』及び、前日譚である『東京都立呪術高等専門学校』に登場する呪詛師集団である。
概要
呪術界に不満を持つ夏油傑と彼を慕う呪詛師で構成された集団。その目的は非術師を皆殺しにし、呪術師の楽園を築くこと。
夏油に救われた者、夏油の思想に賛同する者、夏油を王にすることを望む者など、構成員の協力理由はそれぞれ異なっているが、皆夏油に心酔し、彼を中心に固く結束している。同志である自分たちを「家族」と称する。
設立した宗教団体を呼び水に呪いと資金を集めながら潜伏していたが、『東京都立呪術高等専門学校』(『呪術廻戦』0巻)にて堂々と呪術界に宣戦布告。新宿と京都にそれぞれ千の呪霊を放つ大規模テロ「百鬼夜行」を決行する。しかし呪術師との死闘の末に敗れ、夏油の死により計画は頓挫。残った同志達は前述の方針の違いから解散する。
百鬼夜行から1年後の『呪術廻戦』本編では、残党のその後が描かれている。
構成員
日本に4人しかいない特級呪術師のひとりで、百人以上の一般人を殺害した罪で高専を追放された「最悪の呪詛師」。同志を「家族」と呼び優しく接するが、呪術を扱えない者を等しく「猿」と唾棄して見下す。
女子高生風の格好をした双子の少女。幼少期、呪術師の家系であることから村人に過酷ないじめと虐待を受けていたが、住民を虐殺して自身らを救い出してくれた夏油に心酔している。
カタコトの日本語を話す黒人。夏油を王にするために、彼の下についた。
- ラルゥ
筋骨隆々のオカマ。夏油を王にするために、彼の下についた。
- 秘書風の女性(仮称)
スリムドレスを着た長髪の若い女性で、夏油の側近のような人物。夏油の思想に賛同する。
- バンダナの男性(仮称)
鋭い目付きを持ち、顔の右半分には大きな傷がある。夏油の思想に賛同する。