機体名:フラジール
搭乗者:CUBE
概要
ネクスト技術研究機関【アスピナ機関】が保有するAC。本機はオーメル・サイエンス社が培った技術を更にグレードアップさせて設計・開発された【高機動戦闘用のテストAC】である。
特徴
高速飛行性能に特化させるために、装甲は極限まで削ぎ落とされ軽量化されている。
この大胆な発想は敵機の攻撃を回避しきれるという本機の開発スタッフの自信の現れでもあるが一方で乗り手に大きく負担がかかり、生命維持を軽視した危険な設計思想でもある。
構成
- XHD-SOBRERO:頭部ユニット。西洋甲冑を彷彿させるデザインが特徴。実験段階のパーツのため安定性能が低めなのが欠点。
- XCR-SOBRERO:コアユニット。空力特性を追求した一線を画すデザインが特徴。
- XAM-SOBRERO:腕部ユニット。従来型の腕部と違い、フラジールの性能を引き出すために用意された簡易型腕部。
- XLG-SOBRERO:脚部ユニット。飛行適正を追及して設計・製造された脚部。
- XMG-A030:弾丸をばら撒く特殊マシンガン。本 体の大きさは約4m
- XCG-B050:4連装チェインガン。装弾数、速射性が高く、近距離での射撃戦闘に強い。
フラジール 誕生の秘密
本機のデザインが誕生する過程の中で、【内部を極限まで肉抜きした外骨格フレームタイプ】 と 【全身が羽根のような板状部品で構成されているタイプ】の二種類が候補として挙がっていた。
前者は、軽量化してもクイックブーストによる急激な移動にも耐えられるように空気抵抗を少なくし衝撃と負荷をトラスフレーム部分が荷重分散をする目的でデザインがされている。
後者は、正面から見ると板のように薄いデザインであるが 側面からみると奥行きが生まれ、射撃や近接戦闘などのアクションやカメラ位置により変化を生む目的があった。
この二つのデザイン案を突き詰めていき、【前方投影面積が少なくて、被弾率が少ない薄型のシルエット】 【翼をモチーフにしたデザイン】 が高速飛行戦闘機を生み出すアスピナの象徴として採用され、本機が誕生した。
立体物
コトブキヤのV.Iシリーズにてラインナップ。劇中で使用した武装と展示用スタンドが同梱、背部のオーバードブーストは差し替え無しで未使用状態⇔使用状態に切り替え可能。 ※ヴァンガード・オーバードブースト装着用の接続パーツが同梱