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今際の国のアリスの編集履歴

2020-11-17 21:30:21 バージョン

今際の国のアリス

いまわのくにのありす

週刊少年サンデーSで連載されていた漫画。

概要

麻生羽呂によって『少年サンデーS』で連載された漫画作品。最終章からは『週刊少年サンデー』に移籍した。

それ以前からも本編の主人公・有栖良平(アリス)以外の人物を主人公にした「特別編」が度々『週刊少年サンデー』に掲載されており、それもあって群像劇の趣が強い。

なお、成長したアリスが再び「げぇむ」に巻き込まれる「今際の国のアリスRETRY」が『週刊少年サンデー』2020年10月14日発売号より連載されている。


用語

「げぇむ」

「今際の国」で生き延びるには、夜な夜な開催される命懸けの「げぇむ」へ自主的に参加し、「びざ」を手に入れる必要がある。

「げぇむ」の開催は必ず日没後であり、会場は滞在者が分かりやすいようにライトアップされている。

会場は都庁、高層ビル、学校、銀行、ホテル、飲食店、コンビニ、住宅団地、民家、etc……、「今際の国」のあらゆる施設で行われる。


会場前に事前情報が張り紙などで告知されている場合もあるが、その事項は会場ごとにまちまちで、最も肝心な情報である難易度を含めた「げぇむ」内容は参加するまで分からない。

「げぇむ」はそれぞれの「るうる」によって運営され、色んな詭弁や抜け穴が弄されようとも「るうる」として明言されたことだけは絶対であり嘘がない。

「げぇむくりあ」すると難易度の数字に応じた日数の「びざ」が発行され、その日数だけ「今際の国」での生存が許される。「げぇむおおばあ」は即ち死である。

「げぇむくりあ」か「げぇむおおばぁ」以外の形で「げぇむ」から降りることは不可能。


「げぇむ」の難易度

「げぇむ」の難易度はトランプの札で表され、スートが「げぇむ」のタイプ、数字が難易度の高低を示す。なお、難易度設定の基準は参加者が全滅するかどうかなので、各個人が生き残れるという意味での難易度は各タイプや具体的なげぇむ内容との相性はもちろん、参加者の顔ぶれ等によってさえ容易かつ理不尽に変動する。

また、それぞれのタイプにより、細かな傾向にも差異がある。


・「♠(すぺえど)」 体力や体術が鍵となる肉体タイプ。参加者全員を一網打尽に殺そうとする豪快な仕掛けが多い。4つのタイプの中でも特に事前説明がなおざりであり、小細工の余地もないシンプルな「るうる」と思わせて、全く説明のなかった重要事項が「げぇむ」の佳境に判明する展開がままある。


・「♦(だいや)」 知識や頭の回転が鍵となる知能タイプ。参加者同士が限られた生存枠を掛けて争う形式が多く、4つのタイプの中では最も「るうる」の公正さに配慮している。また、参加者同士の心理的駆け引き・手の内の読み合いは「はあと」よりもこの「だいや」タイプの領分である。


・「♣(くらぶ)」 オールラウンドな能力が要求されるバランスタイプ。他の参加者と協力することで「くりあ」が容易になる協力型の「げぇむ」とも言える。負けた際の死に方こそ「げぇむ」の例に漏れず陰惨だが、底意地の悪い理不尽な仕掛けは然程ないため、4つのタイプの中では最も危険度(「難易度」ではないのがミソ)が低い。


・「♥(はあと)」 生きたいと願う人の心を弄び踏み躙るような残忍な「げぇむ」が行われる心理タイプ。心理的駆け引きの入る余地もなく、唯々参加者の心を破壊せんとする主催者の悪意に満ちている。

参加者の殺害よりも心を壊すことを優先しているため、「くりあ」だけならある意味4種の中で最も容易と言えるタイプでありながら、滞在者らから最も恐れられている「げぇむ」群。

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