AC4及びACfAに登場する企業。
国家に反乱を起こした6大企業グループのひとつ。
財閥系巨大資本グループに属する統合軍需産業。たぶんドイツ系。
政治的影響力が強いグループでもあり、その恩恵を受けてパワードスーツやAC開発における地位を確固たるものにしている。
リンクス戦争時代にはGA陣営としてアクアビット社らと激しい戦いを展開した。
コジマ技術の独自開発に成功した数少ない企業であるオーメル・サイエンス・テクノロジー社を傘下に置いており、また少数精鋭主義によるエリートであるリンクス、レオハルトを擁していたため、GA陣営の中でも影響力が大きかったと思われる。
また、ゲーム中には登場しないが、国家解体戦争以前からネクスト開発の為の実験部隊「サフィラスフォース」を擁していた。
アナトリアの傭兵の活躍もありアクアビット社を壊滅に追い込むがローゼンタール側の被害も大きく、リンクス戦争終結後はオーメルとの力関係が逆転してしまった。
パーツ製作においては万能をコンセプトにしており、汎用性が高くバランスの取れたパーツを多く製造している。
リンクス戦争時代にはフレームパーツ
「TYPE-HOGIRE」。
戦争後には新標準機体として
「TYPE-LANCEL」を開発した。
どちらもコンセプト通りの性能バランスの取れた機体に仕上がっている。
AC4、ACfA両方で初期機体として選ぶこともできる。
多少EN消費は高いがライフル、ブレード、レーダー、散布型ミサイルと武装が充実しており、機体性能にも癖がないので扱い易い。
また、騎士甲冑を思わせる重厚でありながらすっきりとした美しい姿は世俗的認知度も高いらしい。
また、ローゼンタールを象徴する機体としてTYPE-HOGILEをベースとしたネクスト「ノブリス・オブリージュ」
通称、“破壊天使”が存在する。
HOGILEの背部に翼を思わせる大型の三連装レーザーキャノンを搭載した機体で、リンクス戦争時代にはレオハルトが、ACfAではジェラルド・ジェンドリンがそれぞれリンクスとして登録されている。
だが、汎用性重視な企業にしては、この羽レーザーとてつもなく重い。
見た目重視で作られたとしか思えない性能をしている……が、実はこれオーメル・サイエンス社製。
ノブリスと言う「名」を無視しても、企業理念と程遠いのにも納得である
尚、見た目が見た目なだけに、ビジュアル重視の機体やウイングガンダムっぽい機体を作る際にはとても役に立つ。
TYPE-HOGILE、ノブリス・オブリージュ共にヴァリアブルインフィニティシリーズにラインナップされている。
自分の部屋に破壊天使を置いてみたいという人は是非。
レオハルトは少数精鋭主義によるエリート。
ジェラルドは高いAMS適正と落ち着いた精神を併せ持つ企業にとって理想的なリンクスとそれぞれ称される。
だが、レオハルトはせっかくかなりの重量を割いて搭載している破壊天使砲をほとんど使わずライフルとブレードのみ(しかもたまにブレードを空振る)で戦う。
ジェラルドは、味方の時は普通なのに敵になると全力でこちらを見下し、蔑む発言をするなど前評判を疑いたくなるような行動を取る。
ちなみにジェラルドはオーダーマッチで戦うと戦闘開始と同時にOBで颯爽とこちらに突撃してくる。
機体の外観も相まってかなりかっこいいのだが、自分がエリアオーバーギリギリに立ってるとOBの勢いのままエリアを離脱、爆散してこちらの勝利になる。
お試しあれ。
ゲームには登場しないが資料集を見ると、ローゼンタール製の追加ブースターという物がある。
こちらは天使の羽と言うより鳥の翼に近いデザイン。
二代目ホワイト・グリントと被らないでもない。