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F-106の編集履歴

2011-11-11 22:11:26 バージョン

F-106

えふいちまるろく

アメリカ空軍防空軍団の迎撃戦闘機。通称は「デルタダート」。元はF-102の改良型であり、開発途中からF-106に改称された。当初の計画ほどではなかったが、性能は向上した。しかし、それによりF-106で防空を一手に引き受ける予定だった計画は、F-101Bと共に運用される事に変更された。

難産、F-102

全天候迎撃戦闘機F-102だったが、その開発は困難であった。

特に大きかったのが「パワーはあるのに音速を超えられない」という問題だ。

すったもんだの末、エリアルールの採用でようやく解決となったが、

機体設計の全面変更したおかげで、生産ジグはすべて無駄となってしまった。


生産と開発と同時進行を狙った「クック・クレイギー方式」だったのだが、

大きな裏目に出てしまった。

おかげで開発計画は大幅遅延、開発費用も予算超過の恐れが出た。

とりあえず出来上がった分だけでも完成させる事になり、これがF-102Aとなった。


急遽完成させたF-102だったが、問題も多く噴出した。

まずFCSの開発が間に合わず、仕方なく旧式のものを搭載した。

また、要求をクリアしたとは言ってもパワーはまだまだ不足気味であり、

パワーアップしたエンジン・完成したFCSを盛り込んで再設計することになった。

ここにさらなる性能向上を目指し、F-102Bの開発が始まった。


さらなる発展を目指して

F-102Bでは要求仕様が大幅に厳しくなった。

そのせいでクリアできない数値が続出したが、

そこは「クック・クレイギー方式」がうまく働いた。

今度は生産機とのフィードバックが上手く行ったのだ。

困難こそあっても、開発は順調そのものだった。


また、計画途中で名称も変更された。

F-102とは性能も装備も大きく異なる事から、F-106へと改称されたのだ。

(おそらく、別の戦闘機として議会に予算を承認させる意図もあったのだろう)


制式採用、そして晩年

F-102とは比べ物にならない程、開発は順調に進んだ。

しかし配備へと移って、思わぬライバルが現れた。

F-101B配備計画である。

だが、アメリカ空軍防空軍は「両機の特徴は大きく違い、両機配備が望ましい」として擁護。

こうしてF-106は救われたが、代わりに配備機数は大幅に減らされてしまった。

しかし、防空戦闘機の完成という目標は達せられた。


F-102と違って輸出はされなかった。

その全てがアメリカで使い切られたF-106ではあったが、寿命は驚くほど長かった。

1959年から部隊配備が開始され、最終的には1988年まで州軍で使用された。

なんと、29年の長きを勤め上げたのである。

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