概要
『戦翼のシグルドリーヴァ』の世界における西暦2019年、北欧に突如現れた敵性存在。周辺の大地から生命力を吸い上げ、環境を破壊する「枯渇現象」を起こす。
核攻撃を含むあらゆる通常攻撃を通さない未知の力を纏っており、直接的に攻撃を通せるのはワルキューレの操る英霊機のみ。
通常武装の部隊でも、ピラーが活動限界を迎えるまで遅滞戦闘を行う、ピラーの同士討ちを誘発するといったことによって対抗は可能。ただし、前者は多くの犠牲を余儀なくされ、後者は非常に高い操縦技術が要求される。
ただし目前のピラーに手榴弾のみで立ち向かったり、戦車で突貫のうえ接射するなど、英雄的な行動を伴った至近距離からの攻撃については通常兵器でも通用する場合がある。
地脈を通じてエネルギーを供給されているため、地脈から切り離して枯渇するのを待たなければいけない。一定以上の規模のピラーには「ヴァンドランデ」と呼ばれるコアのようなものが存在し、それを破壊すると若木となって消滅する。ヴァンドランデは通常兵器でも破壊可能。
「プライマリー」、「セカンダリ」、「ターシャリ」の三種に分類される。
なお、「柱」の名に反して柱の形をしているのはプライマリーのみ。セカンダリ以降は生物を象った姿をしており「(元の生物名)ピラー」と呼ばれる。なぜか海洋生物モチーフが多い。
一部のセカンダリは透明化や再生といった固有の特殊能力を持つ。
なお、ピラーは英語で表記すると "Pillar" もしくは "Piller" となる。
"Pillar" は、「柱」という意味であり、"Piller" は古い英語で「略奪者」を意味する単語である。すなわちピラーは、「光の柱」と「生命力を奪う者」というダブルミーニングである(公式設定)。
一覧
プライマリーピラー
世界各地の霊峰の頂上から生えた光の柱で、その周囲の生態系を荒廃させている。日本では富士山に発生。
セカンダリーピラー
一定以上のエネルギー量を持つピラーの総称。ヴァンドランデを持つことも多い。
ターシャリピラー
プライマリーやセカンダリーから出現する攻勢存在で、ヴァンドランデを持たないものが多い。内包するエネルギーを使い果たすと消滅する。
1~10にクラス分けされ、数字が低いほど脅威度が低い。
関連項目
使徒 - 製作時のイメージとして挙がったという。