概要
謎の黒猫「ミュー」の真の姿。
大空ヒロ達との戦いで散らばったミゼルのデータの断片「ミゼルウイルス」のうち、「悪意」のデータを学んだ95%の集合体。
その存在は「悪意100%のミゼル」というべきもので、性格は邪悪そのものかつ、二重・三重に策を練る狡猾な策士。
目的は「人類抹殺」による世界の最適化。
外見
その名の通りの黒と紫を基調としたカラーリングのミゼル。
あまりにもそのまますぎる外見故に作中ではツッコミを受ける場面があった。
関連人物
シータ(装甲娘)
自身の半身。
今の形として成立するために切り捨てた「善意」のデータの集合体。
ベクター(装甲娘)
手駒として作り出した存在。
疑問点
正体判明後、彼はLBCSの誕生が自身の誕生のきっかけになったと語っているが、そもそもLBCS開発はミゼルを連想させるメッセージと、同時期のミゼルウイルスの活動があったからこそ決定されたものであり彼自身は何故開発が行われたのか、その経緯を把握していない(最初のメッセージについてはおそらく認知すらしていない)。
そのため誕生経緯そのものに何者かの作為があった可能性がある。
また、ベクターの素体のサージェンの開発を行っていたのは「烈伝」でもキナ臭い動きをしていたクリスターイングラム社で、しかも開発拠点は物理的に隔絶されたA国国内である為、直接データを持ち出さない限り流出することはほぼあり得ない。
これらの事象から、人類側に裏切り者がいる可能性がより高まっている。