概要
1984年に公開された、『研究費を打ち切られた博士たちが、幽霊を科学的に証明して駆除する会社《ゴーストバスターズ》を設立し、様々なトラブルと愛と友情に立ち向かう』SFアクションコメディ作品の第三作目。
1989年に第二作目が作られ、どちらも大ヒットを記録、アメリカの映画史に名前を刻んでいる。
2000年代、CG技術の進歩などでより高精度なデジタル技術が発達。この影響を受けてか第三作目の構想が練られるも、企画途中に起きた主要人物の訃報に伴い脚本を改変。さらにオリジナルの監督が降板した事などが重なり、2016年に作られた映画はリブート作品となる。
そして、2020年。オリジナルの映画監督アイヴァン・ライトマンの息子ジェイソン・ライトマンが監督を受け継ぎ、正式な第三作目《ゴーストバスターズ/アフターライフ》が公開される。
はずだったが、新型コロナウィルスの影響によって全世界の2020年公開予定作品が延期・休止・停止などの影響が相次ぎ、本作の撮影は既に(ある程度は)終了していたのだろうが、上記事情により公開が来年まで延期となった。(それに伴い、予告内の映像も2020年から2021年に変更されている。)
本作は映画公開前であり、(新記事を作った段階で)公式映像は予告1バージョンのみ明かされている。
以降、新情報が公開されるたびに当記事も更新されていく。
あらすじ
アメリカ・オクラホマ州のある田舎町。ここは地殻プレートや断層などの地質的条件、コンサート会場や発掘現場などの外部的条件が無いにも拘わらず、毎日地震が起きていた(描写では震度3前後)。
その街に、とある家族が引っ越してくる。シングルマザーの母キャーリー・クーン、妹のフィービー・兄のトレヴァー。
兄は【生活が苦るしくなり、祖父の屋敷に来た】と親しくなった少女に言う。
妹は床の一部がスライド式のパネルになっている事を知り、謎を解くと中から【管が伸びるハンドルの付いた細長い箱】を見つけ、学校に持って来た。
教師はそれを「見事なレプリカだ」と評価。どういう意味なのかと聞く妹含む生徒にパソコンを開き、動画を見せる。
再生されていたのは、1980年代のニューヨークでゴーストを退治する英雄《ゴーストバスターズ》の映像だった。
今後の流れ
予告1はその後、教師が『30年以上ゴーストは現れず、有名な話なので父親から聞いていないのかい?』と言うが、妹は『お母さんしかいない』と言う。
回想の形で画面が変わり、妹は何らかの装置を持って建造物に行き(予告冒頭の、荒野か高台の上に建てられた屋敷の一部と思われる)、ポールで地下に降り、【亡くなった祖父の屋敷に、遺品を片付けに来た】とセリフが入る。
「君は何者だ?」
以降の動画で、妹は地下の施設に置かれた様々なシャーレ、謎の機械、ロッカーにかけられた4人分のツナギ探しなどを見つけ、兄は別と思われる小屋に置かれた車のキーを回す。
その車のナンバープレートには『ECTO-1 NEW YORK』の刻印が……
塗装の劣化でさび付きはしたものの、《No Ghost》のエンブレムがペイントされた《ECTO-1》が子供たちによって草原を、そして街中を疾走し、何かを発射しながらゴーストに立ち向かう処で予告1は終わる。
ここまでの流れだと、もうSFアクションコメディ作品ではなくSFアクションシリアス作品である。
19年時点の最新情報では、前2作の主要キャストのうち、ピーター・ヴェンクマン役ビル・マーレイ、レイモンド・スタンツ役ダン・エイクロイド、ウィンストン・ゼドモア役アーニー・ハドソン、ディナ・バレット役シガニー・ウィーバー、ジャニーン・メルニッツ役アニー・ポッツの続投が決定している。
ただ、ルイス・タリー役のリック・モラニスは俳優業を引退もしくは休業中、そしてイゴン・スペングラー役ハロルド・ライミスは、旧第三弾の企画中に他界している。
本作の主人公となる妹と兄の役者は決まっているが、苗字はまだ公表されていない。
そして、予告編以外の情報から、兄妹の祖父が《ゴーストバスターズ》創始者である三博士の一人、イゴン・スペングラーであることが明かされた。(ただし、現時点で母方と父方、どちらが祖父の子なのかは不明。なお、遺産整理に来たという事で母方の線が濃厚)
スペングラー博士の牧場に隠された、《オリジナル・ゴーストバスターズ》の装備。事務所はニューヨークにあった筈だが、1980年代から2020年の間(約36年)に何が起きたのかは、映画公開まで不明。
その他わかっている事は、主要駆除装備の《プロトンパック》は内部に小型原子炉を搭載。
それが地下室のテーブルの上で、少なくとも一つ。
事故が起きなくてよかった。