ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ベレッタ93Rの編集履歴

2021-01-17 06:52:29 バージョン

ベレッタ93R

べれったないんてぃすりーあーる

ベレッタ92を元に開発したマシンピストル。

ベレッタ社がイタリア政府の要望からベレッタ92を元に開発したマシンピストル。


生まれ

同社のM1951とM1951Rがそうであるように92のマシンピストル版になり構造を同じくする部分も多いが、M1951でフルオート射撃した際の反動のコントロールの難しさの反省点からフルオートを無くし、単発・3点バースト切り替え式にしたためスライド・シャーシなども形状が異なり、大部分は専用の部品で構成されている。

このためか「92○○」とはならず「93R」と別のナンバーが振られている


(現行の92Fなどとはセフティ配置も違うが、最初期型の「92」はシャーシ側にセフティがあった。92Fどころか92Sすら登場していなかった92完成の2年後に開発されたM93Rがそちらに準じるのは当然である。)


機能と活躍

フレームにフォアグリップを備え、フルオート射撃ではなく自動的に3連射にとどめるバースト機構によって安定した射撃が出来る。さらにオプションとして折りたたみストックをグリップに装着することも出来た。

装弾数は標準仕様のロングマガジンで20+1発、92用の15発マガジンも使用できる。


拳銃では珍しかった3点バースト射撃、マズルポートから吹く派手なマズルファイアがあり、スクリーンでは人気があった。

現在は製造が終了したこともあって、後発のグロック18にその座を奪われているが、稀に92Fを改造して93Rに見立てたプロップなどが使用されている映画もある。

ロボコップ」のオート9はこれを改造した物であるが、3やドラマ版に登場したものは発砲シーンのみ92Fをフルオート化したものがベースとなっている。


この銃の名誉のために言っておけば、3連バースト機構はフルオートよりも複雑で、命中精度が劣り装弾数を少なくせざるを得ないマシンピストルにおいて非常に有用な機構である。


当たり前だが民間にこのモデルは基本的に一切出回っていない。


また、映画用のプロップとしてステンレスで制作された銀色のモデルも存在する。


噂では某国皇居警備隊にこれが配備されているとか。


遊戯銃として

トイガン業界においてはKSC(かつてはMGCの傘下であった)の看板モデルである。

初期の93Rでは実銃どおり単射と3点バーストのみだが、裏技的機能としてセレクターを単発とバーストの中間位置にすることでフルオート射撃が可能となる。

さらに後のモデルではフルオートポジションが正式に設定され、モデルによっては3点バーストをオプションパーツによる追加機能としてフルオートを標準としているものもある。(なおバーストメカは諸事情によりトイガン独自に再現されたものであり、実銃でもフルオート射撃が可能かは定かではない)

現在、KSCの93Rは違うブローバックエンジンを積んだ二つの仕様が並列販売されているが、同仕様のブローバックエンジンを持つ機種同士ならM9(92F)とのマガジンの共用が可能となっている。

ロボコップに登場した仕様であるオート9も販売されており、フルオートをバーストに見せている映画と違いバースト射撃が可能。

モデルガンとしても販売されており、マズルのポートのデザインが違う1stと2nd、マガジン形状の違うプロトモデルの3種が販売されている。

発火用カート仕様だが別売品の部品を使用することでファイアリングピン保護機能の付いたダミーカートが使用可能となっている。

東京マルイからは電動ハンドガンとして販売されており、フルオート/セミオートが可能。

残念ながらグリップ内にメカボックスを組み込んでいる都合でマガジンがリアル形状ではない、ブローバックしないなどの欠点があるが、実用性は十分である。

MGCからはマガジンをグリップ内に収めた状態で折り畳み可能なオリジナル仕様のストックが発売されており、これをモチーフとしたリトル・コップのストックは分解によりアーチェリーとなる等のギミックを備えたものとなっていた。

名称

「M93R」という表記が一部で見受けられるがこちらは軍用のM9と93Rを足したトイガン用の造語である。

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました