概要
1964年公開。
團伊玖磨の小説『日向村物語』が原作で、音楽も團が担当している。
『馬鹿まるだし』『いい加減馬鹿』に続く監督・山田洋次、主演・クレイジーキャッツのハナ肇の『馬鹿シリーズ』第三弾。
あらすじ
昔々、日永村のはずれに少年戦車兵上がりの乱暴者、サブがいた。サブは耳が遠い母のとみ、頭が悪い弟の兵六と3人で暮らしていた。
村中の嫌われ者であるサブ一家だったが、村一の長者、仁右衛門の娘・紀子だけは味方してくれた。
ある日、紀子が全快祝いの日、サブは仁右衛門から追い出されたことで暴れ回り、警察に送られる。サブがいない間に村会議員の市之進は、とみを騙してサブの土地を巻き上げてしまった。警察から帰って来たサブは怒り狂い、隠し持っていた戦車「愛國87号」を持ち出し、村で大暴れを始めてしまい…