吉田直樹
よしだなおき
肩書き一覧
2021年初頭現在。
株式会社スクウェア・エニックス
- 取締役
- 執行役員(開発・部門担当)
- 第三開発事業本部事業本部長
- ファイナルファンタジーXIVプロデューサー兼ディレクター
- ファイナルファンタジーXVIプロデューサー
その他
- 光の戦士
- 闇の戦士
- 廃人ゲーマー
- ジャラジャラおじさん
- 謎の演歌歌手
- ラッパー
- 懸垂おじさん
- 高コスト電源おじさん
なおかつては魔界からの使者でもあった。
来歴
1973年5月1日生まれ。北海道出身。
今は亡きハドソンで「天外魔境III」(PC-FX版)やボンバーマンシリーズに携わっていた。しかしこの天外魔境IIIはお蔵入りし、完全に別物となってPS2でリリースされた。なので既にハドソンを去っていた吉田の仕事は反映されていない。
その後札幌の別会社を経てスクウェア・エニックスに所属後はドラゴンクエストXの制作を担当。
その後、苦境に陥った旧FF14の立て直しに注力することとなった。現在は引き続き、ファイナルファンタジー14:新生エオルゼアのプロデューサーとディレクターを兼任。
2015年4月1日、執行役員制(再)導入とともに、開発担当執行役員に就任(それまでも「開発担当コーポレートエグゼクティブ」なる役職を与えられていたので、職務面で変化があったわけではない)。
2018年4月からは現職兼務のまま取締役に就任。2019年4月、開発事業本部制に再編に伴い第三開発事業本部長に就任。
人物
ユーザーとの距離が近いスタンスを取っており、親しみやすい人物像がよく知られている。
ネットからの煽りに対する耐性は世界的にもトップクラス。どんなに罵声を浴びせられようとも、絶対に逃げずに己の信念を曲げることはしない。
また、不定期に放送されるレターライブでは非常に能弁な会話が見られる。
幼少期から様々なジャンルのゲームに親しんでおり、オンラインゲーム黎明期からも様々なネットゲームをやり込むなど、その手のエピソードに事欠かないゲーマーとしての顔も併せ持つ。
そのガチゲーマーぶりは新生FF14でも遺憾なく発揮されており、激務の傍らプライベートでFF14を楽しむほか、公の場で難関コンテンツにチャレンジして腕前を披露する事もある。
特に本人が得意とする黒魔道士においては、限りなくトップクラスに近いレベルの腕前と評される。たまに被弾するとYoutubeやニコニコのコメントで「よしだ?」と突っ込まれるのは風物詩。
分身たるキャラクターはミンフィリアのコスチュームセットを着たララフェル♀。おかげで色々あって「ロリP」とも呼ぶ向きもある。
評価
吉田氏に関しては不評に陥った旧FF14を立て直した功績はあるものの、新生FF14開始当初はユーザーに苦痛を強いるゲーム内容のあり方や、矛盾した発言を巡って度々炎上する騒ぎになっていた。
ただ、こうした批判は中立的な立場を欠いたものであり、真っ当に言えば「コンプライアンスを遵守しつつも、コストが過大にならないように気をつけながら、ゲームの面白さとグラフィックの美しさを両立する」事を常に心がけている人物である。
技術的に困難な要望に対しても、開発者の立場から仕様の説明などを交えて真摯に対応しており、その点を評価するファンも多い。
また3.0拡張パックの「蒼天のイシュガルド」以降は、ユーザーから受けたフィートバックを元に不満点を相当解消しており、評価も再変化しつつある。
ソーシャルゲーム全盛期の現在において「重課金制のゲームが将来的に会社に死をもたらす」とも述べており、ソーシャルゲームで一般的に採用されている課金形式には否定的なスタンスを取っている。
トリビア
「FF14」でなんか理不尽な事があるたんびに「吉田アアアアアアアア!」と叫ばれるのはお約束。「光のお父さん」でも登場した。
「FF14」のある地において、よその世界からやってきたと語る「異邦の詩人」と会話する機会がある。どう見ても吉田です本当にありがとうございました。
彼が光の戦士から聞き取った過去の戦を歌にし、若干脚色して広めた結果、難易度が跳ね上がった特別なバトルコンテンツを追体験する事が可能となっている。
2020年発売のゲーム「仁王2」にて、キャラクタークリエイトコンテストが開催。応募の中にどう見ても吉田なデザインが特別枠として受賞し、話題を呼んだ。
「仁王2」プロデューサーの安田氏は「ご本人より『フリー素材なのでご自由に』と寛大なお言葉頂きました」とコメントし、本デザインはプリセットとして登場する事となった。