概要
銀騎士とはダークソウルシリーズのマップ「アノール・ロンド」にて登場する騎士である。名前の通り全身に銀色の鎧を纏い、同じく銀色の剣や槍、大弓や盾を扱う。似た名前の敵として、大王グウィンの火継ぎに同行した黒騎士がいるが、どちらも「アノール・ロンドの騎士」であるため鎧のデザインが酷似している。
ダークソウル(無印)
前述したマップ「アノール・ロンド」にて、狭い足場にいるプレイヤーを大弓で狙撃してくる妨害キャラとして初登場。ソウルシリーズの大弓は直撃か盾受けで大きくノックバックするため、一発でも被弾すると奈落へ真っ逆さまである。やっとの思いで銀騎士のもとにたどり着いても、今度は剣と盾に装備を変えさらに狭い足場で戦うことになるという鬼畜っぷり。しかも二体いる。彼らによって多くの初見プレイヤーが人間性をロストしたことは言うまでもない。
今作の銀騎士には剣盾、槍盾、大弓+剣盾の3つのタイプがある。まず銀騎士の共通点として、それまでの敵とは違い盾を構えて距離をとったり、こちらが盾を構えているとシールドバッシュで崩してくる等「戦術」があるような動きをする特徴がある。また、剣盾タイプと槍盾タイプで攻撃モーションが違うことから臨機応変な対応を求められるため、初見プレイヤーにはかなりの難敵となっている。
剣盾タイプ
最もオーソドックスな銀騎士のスタイル。こちらを感知すると走り込みからの袈裟斬りをしてきたり、ガード崩しやガード貫通攻撃など多彩なモーションを持っている。予備動作が特徴的で攻撃の種類は判別しやすいが、攻撃速度や一撃の威力が大きいため初見時では盾受けするとスタミナを大きく持っていかれ、ビルドによっては直撃すると一撃で死ぬ場合もあるなど前述した通り難敵となっている。剣盾タイプの銀騎士が取る攻撃モーションは以下の通りである。
・走り込みからの袈裟斬り
・逆袈裟斬り
・最大三回の連撃(袈裟斬り→左薙ぎ→右薙ぎ)
・水平突き
・シールドバッシュ(ヒットすると水平突きに派生)
・ガード貫通突き
特にシールドバッシュはプレイヤーが盾を構えたままでいると高確率で使用し、受けると大きくのけぞってしまうため続く水平突きの餌食になる危険性がある。また、上記以外にもサイドステップやバックステップといった回避行動を行う他、間合いを取って警戒したり、逆に距離を取り過ぎると盾を構えたまま走ってくるといった攻撃以外のモーションも豊富。ステータスが低い一週目はガードと回避をうまく使ってヒットアンドアウェイを繰り返すのが良い。
槍盾タイプ
剣ではなく槍を持った銀騎士。数は剣盾タイプに比べると少ないが、攻撃範囲が広いため間合いがつかみにくい。また、攻撃時に盾を構えているためこちらの攻撃が通りにくい上剣盾タイプよりも感知範囲が若干広いため、全体的に剣盾タイプよりも戦いずらくなっている。槍盾タイプの銀騎士が取る攻撃モーションとしては以下が挙げられる。
・走り込みからの突き(超リーチ)
・最大三回の連続突き(突きx2→溜め突き)
・薙ぎ払い
・シールドバッシュ(ヒットすると薙ぎ払いに派生)
特に突き攻撃のヒット範囲がやけに広く、酷いときはその感知範囲の広さ(あくまで銀騎士の中でだが)から壁越しにプレイヤーを攻撃してくることがある。一体何が見えているんだ...。
剣盾タイプよりもモーション発生速度が速く、突き攻撃にも若干の誘導性能があるため回避が難しくなっている。
大弓+剣盾タイプ
遠距離では大弓、近づくと剣盾とタイプを使い分ける銀騎士のスタイル。特にこの大弓はプレイヤーではまず再現不能なレベルの速射を行ってくるため、狭い一本道などで陣取られると難易度が跳ね上がる。落ち着いて接近し、剣盾タイプに切り替えさえた方がいい。
ダークソウル3
マップ「アノール・ロンド」と共に再登場。無印から引き続き3タイプが存在する。また、今作の銀騎士の特徴として雷属性武器とそれに伴う新しい攻撃モーションを使うことが挙げられる。
剣盾タイプ
従来のモーションの他に、プレイヤーが背後付近にいると使ってくる全範囲や剣に雷を纏わせて最大三連撃になる突進攻撃などが追加された。
槍盾タイプ
こちらも従来モーションに加え、中距離から雷を槍に纏わせて突進してくる攻撃モーションが追加された。
大弓+剣盾タイプ
以前の銀騎士に比べ連射速度が下がった疑惑がある。
弱点
全シリーズの銀騎士に共通する弱点として、その予備動作のわかりやすさからパリィしやすい点がある。特に雷属性を纏わない無印の銀騎士は予備動作が判別しやすいため体のいいパリィ練習台にされ、また彼らがドロップする武器が強力であったために数多くの銀騎士が乱獲された。
ダークソウル3では、武器・防具に加え誓約「暗月の剣」の誓約アイテムをドロップすることからまたしても乱獲の対象にされた。お前は今泣いていい。