Dr.ロボトニックのミーンビーンマシーン
どくたーろぼっとにっくのみーんびーんましーん
概要
北米並びに欧州で発売されたメガドライブ並びにゲームギアのソニック作品。
ゲームシステムはかのぷよぷよのまんま。
本作は悪の科学者Dr.ロボトニック(海外版エッグマンの初期ネーム)が惑星モビウスを支配するため、モビウスのビーンヴィル村の住民であるビーン達(原作におけるぷよぷよ)を大量に誘拐し、ミーンビーン・スチーミング・マシーンでどんどんロボットに改造しようとするというものでそれを阻止するために主人公であるハズビーンが戦うというもの。
このためか本作にはソニックは登場しない。
登場キャラクター
他にもスクラッチ、ココナッツなど発売当時に北米で放映されていた『Adventures of Sonic the Hedgehog』に登場したキャラたちが登場している。
結局どんなゲームなの?
実は本作は「ぷよぷよ」のキャラをすべて当時北米で放映されていたソニックのアニメキャラに差し替えたもの。
いわゆる魔改造版「ぷよぷよ」ともいえる代物である。
発売前、セガは『ぷよぷよ』を欧米でも発売したいと考えていたが、『魔導物語』を由来とするアルルのような二頭身の女の子キャラクターが、当時の欧米で受け入れられなかったため、当時人気だったソニックキャラクターが差し替えられたうえで発売されることになった。シリーズの主人公であるソニックが登場せずカーバンクルが主人公になったのはこの名残だと思われる。
本作は日本国内でも「ソニックアドベンチャーDX」、「ソニックメガコレクション」などにゲームギア版とメガドライブ版が収録されているため、探せば現在でも遊ぶことができる。
まさかのオマージュ
本作が発売された20年後、ソニックマニアのケミカルプラントゾーンACT2にてエッグマンがソニックたちにぷよぷよで勝負を仕掛けてくるというまさかの展開が起こる。
さらにブルースフィアで一定以上ボーナスメダルを集めるとオプションでミニゲームの「MEAN BEAN」モードが解放、対CPU戦、対人戦共に遊ぶことができるサプライズ付きである。
プレイ動画
余談
登場するキャラクターはエッグマンを除いてアニメオリジナルキャラのため、国内版の名称は不明。
※参考として当時のアニメの動画
関連タグ
ソニック・スピンボール:こちらもアメコミ版の世界観を基にしている。
カービィズアバランチ:スーパーファミコン版の英語圏版。あちらは星のカービィの世界観となっている。なお、「魔導大全」に作品概要が掲載されているこの作品と違い、カービィズアバランチは魔導大全に掲載されていない。