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Dr.ロボトニックのミーンビーンマシーンの編集履歴

2024-11-19 11:15:48 バージョン

Dr.ロボトニックのミーンビーンマシーン

どくたーろぼとにっくのみーんびーんましーん

1993年にセガより北米および欧州で発売されたソニックシリーズの派生作品。

概要

北米並びに欧州で発売されたメガドライブ並びにゲームギアのソニック作品。

ゲームシステムはぷよぷよ』そのものである。

本作のストーリーは、悪の科学者Dr.ロボトニック(海外版エッグマンの初期ネーム)が惑星モビウスを支配するため、モビウスにある村・ビーンヴィルの住民であるビーン(原作におけるぷよ)達を大量に誘拐し、「ミーンビーン・スチーミングマシーン」でどんどんロボットに改造しようとしており、それを阻止するために主人公であるハズビーンが戦うというもの。


このためか本作にはソニックは登場しない。


ストーリー

※ゲームギア版が収録されている『ソニックオリジンズプラス』Webマニュアルより引用、一部改変


惑星モビウスの悪巧みの天才、Dr.ロボトニック(Dr.エッグマン)はいつも世界のみんなを脅かすために新手のネタを考え出してくる。さあ、その最新作、「ミーンビーン・スチーミングマシーン(「ワルい豆」蒸し機)」をご覧あれ。このマシーンは陽気な豆(ビーン)たちの暮らす村、ビーンヴィルの住人を悪い小型ロボットに変えるんだ。ロボトニックはこれを使って、音楽や喜びなんてものをモビウスから永遠になくそうと考えている。まったく、どうかしているぜ!


ロボトニックの子分ロボットが、見つけた村人たちを取り囲み、哀れにも暗い洞窟の中に放り込む。そこで4人以上のグループにまとめられた村人たちを待つのは、ミーンビーンマシーンと無情なる運命だ!


さあ、君(プレイヤー)の物語はここから始まる。君は豆の村人を4人以上繋げて逃がしてあげるんだ!自陣がパンパンになってパンクしてしまうまで、あまり時間はない。その上、子分ロボットは君に気付き、延々と君の救出計画を邪魔しようとしてくる!


君は自陣の洞窟で、隣の看守ロボよりもうまく豆たちを移動させ、敵の陣地をパンクさせるんだ。上手く相手を倒せたら先に進もう。より凶悪な子分ロボット、そして最終的には黒幕のロボトニック本人とやり合うことになるぞ!


村人たちの命運は君の手にかかっている!


登場キャラクター

ハズビーン

主人公。

原作に登場するキャラクターである「カーバンクル」と全く同じ容姿をしているが、本作では設定は大幅に異なっており、元は村の陽気なビーンのひとりだったが、既にロボトニックの手でロボットに改造されてしまったという設定になっている。

漫才デモは敵の姿しか映らない(おそらく一人称視点となっている)ため、彼の姿は現れない。実際の対戦中では呑気に踊っているのは相変わらず。


Dr.ロボトニック

北米アニメ版に合わせているため、尖がり頭デザインで登場。

他にも発売当時に北米で放映されていた『Adventures of Sonic the Hedgehog』に登場したロボットが敵キャラとして登場している。『ぷよぷよ』の「ひとりでぷよぷよ」ふつうモードに相当する計13体の敵キャラが登場し、『ぷよぷよ』の練習ステージに相当する敵キャラは存在しない。敵キャラの名前は以下の通り。

  • Stage1: Arms
  • Stage2: Frankly(積み方は「すけとうだら」と同じ、「ぞう大魔王」のように設置時に画面が揺れる)
  • Stage3: Humpty
  • Stage4: Coconuts(積み方は「ハーピー」と同じ)
  • Stage5: Davy Sprocket
  • Stage6: Skweel
  • Stage7: Dynamight
  • Stage8: Grounder
  • Stage9: Spike
  • Stage10: Sir Ffuzzy-Logik
  • Stage11: Dragon Breath(「ぞう大魔王」のように設置時に画面が揺れる)
  • Stage12: Scratch
  • Stage13: Dr.Robotnik

結局どんなゲームなの?

実は本作は『ぷよぷよ』のキャラをすべて当時北米で放映されていたソニックのアニメ作品『Adventures of Sonic the Hedgehog』の登場キャラクターに差し替えたもの。いわゆる魔改造版『ぷよぷよ』ともいえる代物である。

発売前、セガはぷよぷよを欧米でも発売したいと考えていたが、『魔導物語』を由来とするアルルのような2頭身の女の子キャラクターが当時の欧米で受け入れられなかったため、当時人気だったソニックキャラクターに差し替えられたうえで発売されることになった。シリーズの主人公であるソニックが登場せずカーバンクルが主人公になったのはこの名残だと思われる。


本作は日本国内でも『ソニックアドベンチャーDX』、『ソニックメガコレクション』、『ソニックオリジンズプラス』などにメガドライブ版やゲームギア版が収録されているため、探せば現在でも遊ぶことができる。

また、メガドライブ版は2021年10月26日から『セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online』の海外版『SEGA Genesis - Nintendo Switch Online』にて配信開始。少々手間がかかるが、海外言語のアカウントを作れば日本でも気軽に遊ぶことが可能である。


まさかのオマージュ

本作の24年後に発売された『ソニックマニア』では、ケミカルプラントゾーンACT2にてエッグマンがソニック達にぷよぷよで勝負を仕掛けてくるというまさかの展開が起こる

ルールは『ミーンビーンマシーン』とその基になった初代『ぷよぷよ』準拠のため、『ぷよぷよ通』以降の「相殺」「クイックターン」「全消し」はない。だが、序盤のゾーン故かエッグマンのCPUは弱めに設定されているため、大連鎖を組まなくてもぷよを消していれば勝つことはできる。

さらにブルースフィアで一定以上ボーナスメダルを集めるとオプションでミニゲームの「MEAN BEAN」モードが解放、対CPU戦、対人戦共に遊ぶことができるサプライズ付きである。


プレイ動画

メガドライブ版


ゲームギア版


余談

登場するキャラクターはロボトニック(エッグマン)を除いてアニメオリジナルキャラのため、国内版の名称は不明。

※参考として当時のアニメの動画


関連タグ

Dr.エッグマン

ソニック(ゲーム)

ぷよぷよ

カーバンクル

ソニック・スピンボール:こちらもアメコミ版の世界観を基にしている。

カービィズアバランチスーパーファミコン(SNES)で発売されたす~ぱ~ぷよぷよの英語圏版。あちらは星のカービィの世界観となっている。

Qwirksテトリスの作者アレクセイ・パジトノフが監修したパソコン版ぷよぷよ。SF風のオリジナル世界観となっている。

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