西村京太郎とは日本の推理小説家である。作家デビューする前は私立探偵を営んでいた。
代表作は十津川警部シリーズ。メイン画像はその主人公の十津川省三と、サブキャラクターの橋本豊。
概要
赤川次郎と並び日本を代表するベストセラー作家であり、著書数、売上数ともに多い。高額納税者を発表していたころは作家部門での上位の常連者であった。1963年にオール讀物推理小説新人賞に入選、翌年「四つの終止符」で長編デビュー。2001年には神奈川県湯河原に記念館が建てられている。
十津川警部シリーズで知られる鉄道ミステリーもので知られ、数多くの放送局での2時間ドラマの定番作品としても知られる。ただし必ずしも時刻表トリックを使っているわけではなく、著作全体で見れば使っていないものの方が多い。
十津川警部以外の短編では、探偵やチンピラを主人公にしたミステリーを執筆している。中にはハードボイルドなものも存在する。
女性主人公では雑誌記者の「青木亜木子(寺内亜木子)」シリーズが存在する。
名前の使い回しが非常に多く、「三浦」「井上」「冴子」「明」「三田村」「功」はたびたび使われる。また同じ作品内に「日下」「日野」と言ったように一字違いの人物もよく登場する。
特に「三浦」は県警の警部(刑事)だったり、犯罪者だったりする。「井上」は主にモブとして使われるが、一度だけ犯人として使われたことがある。