漫画の描き方で用いられる技法のひとつ。
漫画のコマと同一平面上にある一点を中心として、線を何本も引いたもの。
線の集中する位置にある物体に読者の視線をひきつけ注目させる効果がある。
またスピード感や緊迫感などを生み出す効果もある。
なお、線の集中する部分(つまり線どうしが交わるべき位置を中心としたエリア)は、空間として丸く残され、線が引かれていないのが一般的である。
場面によっては膨大な数の線を引かねばならず、手作業では時間を費やす作業ではあったが、近年は漫画のデジタル化が進んでいることもあって、比較的簡単に使うことが出来るようになった。