安野モヨコ
あんのもよこ
概要
1971年3月26日生まれ。O型。東京都杉並区生まれ、多摩市育ち。
夫は庵野秀明。奇しくも「アンノ」同士の結婚ということもあり、結婚が発表された当時話題となった。なお、本名は非公表。少なくとも本名は「庵野」になったのは間違いない。
叔父は同じく漫画家の小島功。
「安野 百葉子」(読み同じ)という名義で活動していた時期がある。
主に女性が様々な職業で活躍する漫画をスタイリッシュな画風で描く。
デビュー前は岡崎京子の元でアシスタントをしており、絵柄やキャラクターの描写など随所にその影響が見られる。
ファッションへのこだわりが強く、ファンからもそのファッションセンスが高く評価されている。
ペンネームの由来は、画家の安野光雅と小説『ドグラ・マグラ』の登場人物・呉モヨ子から。
かなりの読書家で、多忙な中でも1日3回は必ず読書の時間をとるという。好きなジャンルは小説(純文学)で、好きな作家には內田百閒や谷崎潤一郎など大正・昭和の作家を多く挙げている。
夫との結婚生活は度々漫画でネタにしており、『監督不行届』によると、庵野が姫で安野がじいやの関係性らしい。夫婦仲は非常に良いとのこと。
なお、『監督不行届』でのコメントでは夫の庵野は妻を「巷ではすごく気丈な女性というイメージが大きいですが、本当は繊細で脆く弱い女性なんですよ。(中略) だからこそ自分の持てる仕事以外の時間は全て嫁さんに費やしたい。その為に結婚したし、全力で守りたいですね。この先もずっとです。」と述べている。
自画像はロンパースを着た赤ちゃんの姿。『監督不行届』では「ロンパース」の名前で登場する(庵野からは「モヨ」と呼ばれている)
1989年 デビュー。90年代〜2000年代初頭にかけてヒット作を連発する。
2002年 庵野秀明と結婚。《Wアンノ》になったのは偶然。
2006年 株式会社カラー取締役に就任。
2008年3月 体調不良による休養のため「オチビサン」以外の連載を休止。
2013年11月 『FEEL YOUNG』で「鼻下長紳士回顧録」を連載開始。