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監督不行届

かんとくふゆきとどき

『監督不行届』とは、安野モヨコの漫画。一応「この作品はフィクションである」とは言っている。
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概要編集

庵野秀明安野モヨコ結婚生活を描いたエッセイ漫画

ノンフィクションだがフィクションである。


『フィールヤング』に2002年4月~2004年12月まで不定期連載。

2005年に単行本が発売された。


その後、2023年に本作の続編となるエッセイ『還暦不行届』が発売。


あらすじ編集

日本オタク四天王」の1人である、ギャル乙女な「カントクくん(庵野)」と結婚することになったじいやな漫画家の「ロンパース(安野)」。

結婚し生活をともにするうちに、ロンパースはカントクくんに感化され、オタ嫁道を突き進むことになる。ていうかロンパースはもともとガルマ様のごとき「紫の髪の人」を愛する娘であった。

アニメ版編集

2014年TVアニメ化されている。監督は谷東(谷さんはDLEの人で、作品はフラッシュアニメ)。安野が、『秘密結社鷹の爪』のファンであったためこの企画が出たらしい(作品の後で、FROGMANさんがちょろちょろしている)。



 冒頭「黒いバックに明朝体でタイトル!」が出て、本編が流れ、週替わりで、A応Pがカバーした様々な特撮アニメの曲が使用されるエンディング(赤毛のアン太陽戦隊サンバルカン銀河鉄道999超獣機神ダンクーガなど。カントク君入魂の特撮が話題に上った回では「戦え!ウルトラマン」が流れるなど各話でネタになった者に関連した曲になっている)があって、2014年当時の、企画はいかに立ち上がったか、声優(あの登場人物Aが大御所のアニメ主人公の声当ててるからこちらでも、という案はあったがなんとか)はどうするか、(2014年)現在はどうか、などが描かれる後日談的なもので構成される。

その最後の話に、あー、三石琴乃(なお原作にあったおるちゅばんエビちゅネタはない)や、緒方恵美が参加している。

 作中 嫁や旦那が歌うアニソンに関して一応大体の版権交渉をしてはいる(つまり声優さんがアニソン歌いまくりということ)

エンドカード島本和彦漫☆画太郎諸星大二郎松本零士など超豪華であった(作中で「カントクくんが西田健さんに会って感動した話」の後に西田さんのサインが出るなど話に関連(ry)。

 巻末にネタの解説が出る。(「『ライダーキッ!!』について監修の人から『山寺さんの台詞は確かに藤岡弘、さんのものなのだが、カントク君のこのシーンで真似しているのは旧1号の物なのでどうの』というリテイクが」等)


夫の庵野によれば描写は結構誇張されているらしいが、大体は庵野がこうしたら面白いというアドバイスを妻にしているかららしい。


2014年にはDLEから、ミニカントク不行届などがついた漫画付DVDが発売されている。


ちなみに、カントクくんのモデルとなった監督は以前に師匠の作品にて主人公のCVを担当していたため、山寺氏から「自分で声あてたらいいのに」とボヤかれていた。


2016年には特別編として「おおきなカブ(株)」が描き下ろされ、それを原作にしたアニメ「よい子のれきしアニメ おおきなカブ(株)」がYouTubeで配信された。こちらのアニメーション制作はDLEではなく、株式会社カラーによるもの。


関連タグ編集

安野モヨコ 庵野秀明

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