グレゴリーホラーショー
ぐれごりーほらーしょー
概念
さまよえる魂が集うホテル・グレゴリーハウスに迷い込んだ客の恐怖、心の迷いや現実と虚構の狭間を描く大人向けアニメ。
主人公の視界をそのまま映すカメラワークで画面が作られており(そのため主人公の姿形や声は作中に一切登場しない)、視聴者がよりストーリーに移入しやすくなるようになっている。ただし、グレゴリーの過去を描いた第3シーズンとキャサリンを主人公にした第4シーズンは3人称視点のカメラワークになっている。
一話ごとの放映時間が3分程度とごく短く、主題歌なども存在しない。タイトル自体はマイナーだが今でも根強いファンを擁する。
あのホテルどこにあるんだby犬飼ビーノハンカチ持ったか!?byヤマグリ
2015年に、ポリゴン・ピクチュアズより子供向けのリブート版『グレゴリーホラーショー・ミステリーホリデー(外部リンク)』が発表されている。
ストーリー
第1シーズン
ごく平凡に日常を生きる主人公はある時ふと見知らぬホテルの前に辿り着く。支配人に部屋を宛がわれ、奇妙な宿泊客たちと交流し、理不尽な恐怖とそれに伴う奇妙な居心地のよさに惑いながら、主人公は徐々に自分の本当の心やグレゴリーハウスとは一体どんな存在なのかに気付いていく。ホテルから脱出し元いた「現実」に帰還すべく奮闘する主人公。果たして彼らは真実を受け止め、無事に帰ることが出来るのだろうか。(wikiより抜粋)
- 第1シリーズ・GREGORY HORROR SHOW
グレゴリーハウスに迷い込んだ男性客の視点で物語が進む。全25話。99年10月~00年3月放送。
- 第2シリーズ・GREGORY HORROR SHOW -THE SECOND GUEST-
同じく迷い込んだ女性客の視点で物語が進む。全25話。00年4月~9月放送。
- 第3シリーズ・GREGORY HORROR SHOW -THE LAST TRAIN-
グレゴリーが乗った迷界行きの列車内での物語。 全26話。00年10月~01年3月放送。
- 第4シリーズ・GREGORY HORROR SHOW -THE BLOODY KARTE-
キャサリンが勤める病院でのコメディタッチの物語。全12話。01年4月~6月放送。
登場人物
全員名前はついているものの、名前が本編中で呼ばれないキャラクターが多い。
第1シリーズより登場
- グレゴリー:グレゴリーハウスの主である老いたネズミ。胡散臭い性格だが、酷い目に遭うことも珍しくない。
- グレゴリーママ:グレゴリーの母。
- 地獄のシェフ:ホテル唯一の料理長。
- キャサリン:トカゲの看護婦。
- ネコゾンビ
- ロストドール
- 審判小僧
- 審判小僧ゴールド
- カクタスガンマン:自称革命家のサボテン。
- パブリックフォン:赤い電話の詐欺師。
- ミラーマン:真実の鏡。
- カエル占い師
- ルーレット小僧
- ミイラ坊や:頭に斧が刺さった犬の子供。
- ミイラパパ:ミイラ坊やの父親。頭に青龍刀が刺さっている。
- クロックマスター:時の支配者と名乗る親父。
- マイサン:クロックマスターの息子。
- TVフィッシュ
- 黒子
- エンジェルドッグ/デビルドッグ
- 干からびた死体
- ハニワサラリーマン
- 死神
第3シリーズより登場
第4シリーズより登場
- Dr.フリッツ:キャサリンとともに働く藪医者。
関連作品
漫画
- ヤングマガジンアッパーズ版。2000年に短期連載されたが未コミックス化。
- 「グレゴリーホラーショー アナザーワールド」モーニングにて鈴木小波作で連載。
ゲーム
- 「グレゴリーホラーショー」&「グレゴリーバキューン」携帯ゲームアプリ作品。
- 「グレゴリーホラーショー ソウルコレクター」PlayStation2用ソフト。カプコン開発。
- 「グレゴリーホラーショー ロストクオリア」スマートフォン対応作品。およそ15年ぶりのゲーム化で、不思議なダンジョン系のゲームである。2018年4月25日配信開始。
DVD
- NECインターチャネル版。第2シリーズまで収録+巻毎に特別映像入り。全6巻。
- バップ版。第4シリーズまで収録。NEC版の特別映像は収録されていない。全3巻。