概要
猛虎硬爬山とは八極拳の代表的な技の一つ。技名は「山を駆け上る虎」を意味する。
フィクションにおいては突き出した掌底として描写されることが多いが、厳密には掌底に繋げる連携技そのものを指す。
一説によれば本来は文字通り「虎が引っ掻くような動作」が入っていたが、秘伝故に公共の場での描写を避けられ、藤原芳秀の漫画『拳児』にて連携技のフィニッシュの掌底がクローズアップされ、その影響を受けたゲーム作品等で掌底のみを「猛虎硬爬山」としたことが大きな誤解を生んだとされる。
もっとも有名なのはセガの『バーチャファイター』だが、格闘ゲームという区分けの中で初の使用者は『ファイターズヒストリー』の李典徳。