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殊十二の編集履歴2021/04/04 20:48:50 版
編集者:C
編集内容:読み方の修正

概要

 殊十二は、「霹靂布袋戲」の登場する青年。聖魔大戦期の武林に聖魔雙子の「聖子」として生まれ、胤天皇朝の武将となり、やがて剣士として成長する。

プロフィール

性別
初登場霹靂兵燹之聖魔戰印 第11集
称号聖子、念痴
根拠地一念之間、不壞林、胤天殿、碎雲天河
化身鬼船王
家族劍之初(父)、玉辭心(母)、槐破夢(兄弟)
義兄弟競豹兒
友人霽無瑕
上司鬼覺神知

人物

 殊十二は、劍之初玉辭心の間に生まれた双子の一人である。顔は、父親曰く兄弟とよく似るがやや母寄り。

 母の戢武王が流産しかかったときに「聖魔の僕」鬼覺神知と取引して食べた木の実のせいで、生まれてから急激に成長したため、見た目は青年だが実際は数年しか生きていない。

 生まれてすぐ鬼覺神知に誘拐され虐待されて育ったため、感情を殺し道化ぶって表に出さないようにしている。

 碎雲天河で父と暮らすようになってからは、元々の明るさや子どもらしさを見せるようになる。

 登場当初は、殺戮碎島の空飛ぶ軍船「碎島玄舸」で移動し、母の鎧と冠を身に着け、戟を振るっていた。

 父母と同じく「兵甲武經」を使うが、手元にないはずの「生字卷」を夢で習得するという不思議な体験をしている。

 

 父の下で育った槐破夢をうらやんでおり、再会してからしばらくはよそよそしく険悪な間柄だった。しかし、次第にお互いを思いやるようになり、互いに相手が弟(目下)だと思ってはいるものの、命がけで助け合う関係になる。

 前述の木の実の影響で、殊十二は体の成長に心臓が追いつかず、幼くして死ぬ危険があった。鬼覺神知はそれを治療してくれた恩人でもあるなど、二人の関係は複雑で、殊十二が鬼覺神知の下を去るには時間がかかった。

 父の劍之初には長く遠慮があり、居所を知っていても顔を見せられない期間などもあったが、槐破夢が騶山棋一と行方をくらませた後、劍之初から「お前は忘知のおまけではない」と言われ和解する。

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