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無蓋車の編集履歴2021/04/09 11:49:09 版
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概要

無蓋車とは上に覆いのない貨車のこと。

国鉄の貨車記号においては、英語の「Truck」から「ト」という記号で表せられた。主に木材や大型の機械、砂利などを運送していた。

なお、「ホッパ車(鉱石や麦芽などを車体下部から取り出せるよう車体を巨大なホッパ、すなわち粒状のものを下に落とすための漏斗形の装置を搭載したもの)」や「石炭車(積荷を石炭専用にしたもの。ホッパ車タイプのものが多いが、日本では別物として扱われる)」などはそれぞれ別の種類の貨車として無蓋車から分離独立。また、無蓋車のなかには幌をかぶせることで有蓋車代用としたものやトキ25000の一部のようにコンテナ車代用としたものもあった。

主な国鉄・JRの有蓋車

上記以外

  • トラ30000:1955年から1957年にかけて2200両が製造された。トラ45000形に比べ全長が1.5m長い。トラ70000形は本形式の代替用であり、1984年形式消滅。
  • トラ45000:第二次世界大戦前に製造された雑多な無蓋車の廃車補充用として、1960年から1963年にかけて8184両が製造された。1987年の国鉄分割民営化時に一部の車両がJRグループに継承され、現在も少数が残存している。
  • トラ55000:トラ45000形の改良型として1962年から1966年にかけて3205両が製造された。トラ45000形に比べ容積が増えている。1986年形式消滅。

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