国鉄トキ25000形(初代)
大型無蓋車トキ15000の後継として1966年からおよそ10年間の間に25000~29499の4,500両が製造された。構造としては全鋼製の車体を持ち、自重は 16.2t、荷重は36t。
1980年代以降は輸送形態の変化、特にコンテナ車への移行が進んだため淘汰。他形式への改造も行われ現在は少数が残る。
JR貨物トキ25000形(2代目)
東邦亜鉛の亜鉛輸送に用いられてて来た初代トキ25000の後継として製作された。1999年に12両が製造。基本的な構造は同じだが、荷重を40トンまで増強したほか最高速度も従来の75km/hから95km/hへの対応が可能になるなど性能が向上した。ただし、95km/hへの対応にはブレーキ弁の改造が必要である。
国鉄製造分と異なり、こちらは私有貨車である。また、番号も25000-1~25000-12となっており初代との重複番号はない。