概要
幼馴染
二人が出会った経緯は行き倒れていた乱菊をギンが助けたというもの。
その後は二人きりで生活を送るが、ギンはいつも乱菊に行き先を言わずに姿を消していた。
9月29日
ギンと乱菊が出会った日であり、乱菊の誕生日。
「知らない あんたと会うまで日にち数えられるような生活してなかったし」と答えた乱菊。
その答えにギンは「…ならボクと会うた日が乱菊の誕生日や なっええやろ乱菊」と提案した。
同期
原作内では同期とだけ言われている。『カラブリ+』では同期入隊と記載されている。
ギンは一年で霊術院を卒業してる為「霊術院への入学が同期。ギンが先に卒業説」と「乱菊の卒業一年前にギンは入学。同時に護廷十三隊へ入隊した同期説」がある。
死神となった動機
流魂街にいた当時、乱菊は死神に魂魄を削られた(乱菊は覚えているか分からない)。
ギンは偶然その死神達と親玉(藍染)を目撃。乱菊の取られたものを取り返すと決意する。
死神となり、藍染の配下となり、計画に荷担。藍染を殺す機会を狙っていた。
乱菊が死神を志した理由は明言されてないが、十中八九ギンが理由だと思われる。
単行本
20巻46巻47巻の巻頭詩は必見。46巻47巻は巻頭絵も二人揃って正面からの口元アップ。
全部で74つある詩で愛が出てくるのはギンが表紙の2つのみ。
47巻48巻は、蛇が猫の首に噛みついてるような姿や斬られた蛇に寄り添う猫の姿が描かれている。
干し柿
二人の好きな食べ物。嫌いな食べ物は理由が語られているが、好きなものは語られていない。
空腹に倒れていた松本副隊長に、市丸隊長がそっと差し出したのが干し柿。以来ふたりの好きな食べ物は干し柿になったという噂も。という記載が『カラブリ+』にあり。
『UNMASKED』のギンの「special note」にて、手作りするようになったのは隊長昇格後。
その干し柿をお酒の後に食べると乱菊は二日酔いをしなかったので度々顔を出しては持って行っていたことが明かされた。
ギンの子供の頃から大好物、三番隊舎に柿の木を植えていて作ると他隊にも配っていたことは以前から判明していたが、手作りは隊長昇格後や乱菊が取りに来ていた設定は(おそらく)ここが初出し設定。
東流魂街六十二地区花枯
ギンと乱菊の出会いの地。そして、ギンの墓がある場所。
ギンの行動は過程はまぎれもなく悪だと瀞霊廷に建てることが許されず乱菊が個人でこの地区に建てた。(小説「The Death Save The Strawberry」)
五十九地区以降の民で草履を履いた者は過去550年間発見されていない(489話)とあるが、169話と416話の回想を見ると草履を履いてる。出会ったとき(129話)は2人とも裸足だった。
距離感
尸魂界で騒動が起こる以前のギンと乱菊がどのような態度で相手に接していたか不明。
作中で幼馴染だと知ってる人がいるかも不明である。
日番谷は「同期と後輩が~」発言から知らない。けれど、329話の描写から「同期」以上の繋がりがある事は察している素振りがある。
412話、414話を見るに藍染は知っている可能性が一番高い。ギンは「幼馴染」な事は下手に隠さず「幼馴染」で「同期」な距離感を貫いて特別な感情は表に出さなかったと思われる。
だが、423話の乱菊の回想を見ると(最初のコマの心なしか優し気な口元、「ありがとうギン」の次のコマの張り付けたような表情じゃない優しい表情)周囲の目がない時は親しく接していたのではないかと想像させる。
『UNMASKED』のフリートーク「キャラブックだからこそ実現できた、キャラ同士が胸に秘めた想いの丈を存分に語り合うスペシャル企画」で乱菊はギンが自分には優しかった発言。『13BLADEs.』のキャラコメントではもう大丈夫よ、私の知ってるギンだったんだからと言っている所から交流はあった様子が見受けられる。
『UNMASKED』の「泣かんでも済むようにしたる」場面の解説文は復讐して平和な世界を取り戻し、乱菊の傍へ。それだけが望みだった。
二次創作では
ギンは乱菊を公の場では「十番副隊長さん」や「松本副隊長さん」と呼ぶのが半ば定番化しているが原作にない。あるのは乱菊の「市丸隊長」呼びと「敬語」(132話のみ)
ドラマCD「騒乱前夜」だと藍染や他副隊長達がいる場で「乱菊」と呼んでいる。
「市丸隊長お慎みください」「らぁんぎくぅ、そない他人行儀な口の利き方せんでもええやん」「上官に対して無礼な口はきけません」というやりとりがある。
ただアニメはどこまでが原作準拠か定かでない。
破面編の終盤のギン乱菊関係だけに限定しても、ギンが干し柿を抱えていない。藍染達を見つけた時の着物が違う。乱菊が去っていくギンに手を伸ばすオリジナル演出を加えて「ありがとうギン」の後にあったギンの顔をカットなど原作と演出が異なっている。
47巻の詩はアニメ内で使用されている。