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魔王城会議室の編集履歴

2021-04-19 09:12:38 バージョン

魔王城会議室

まおうじょうかいぎしつ

「魔王城会議室」とは、ふりーむ!で配信されているフリーのシミュレーションRPGである。制作者はnama。 ※この記事は未完の部分を多く含みます。

ゲーム概要

同制作者の三つの禁書シリーズの1つであり、個性豊かな魔人や魔獣を操作し、敵を倒していくシミュレーションRPGである。


育成要素

基本的には主要キャラで敵を蹴散らしていくだけでクリアできるが、更なる高みを望むプレイヤーに対してボーナス屋というシステムがある。これは敵の撃破などで手に入るボーナスを能力値を底上げできるアイテムと交換できるシステムだ。また、仕事(クエスト)をクリアすることで強力なステータスアップアイテムを報酬で貰えたりするので、積極的に活用していこう。


難易度

難易度は極一場面を除いて簡単な部類に入り、これはシリーズを通して「魔人は理不尽の塊」というキャラクターコンセプトを意識しているものとされる。

しかし、育成を間違えれば終盤で詰みかねないので、しっかりと攻略、育成していくことを強く薦める


なお、ダウンロードサイトの説明にもあるが、ゲーム開始前に難易度を3つの中から選べるので好きな難易度を選ぶと良い


隠し要素

nama氏のゲームをプレイしたことのある方ならお察しの要素だが、今作にもしっかりある。例でいえば成功条件とは関係のない強敵モブを倒すことでボーナスがもらえたり、一部の敵モブの不死性を生かしたレベリングなど、一種の救済措置がある。また、重要な隠し要素は付属のメモ帳「※遊ぶ前に読むとお得」に書かれている為、気になる方はプレイ前に読んでしまおう。


ストーリー概要

舞台は魔界三大勢力の一つ十柱魔(クロス)の下部組織、魔王軍第25魔王城を主戦場に防衛戦を繰り広げるところから始まる。

時系列では前作、三つの禁書≪書≫から2年後の物語である。

人間界のベイルード帝国が境界線を越えて魔界へと侵攻し、魔王軍はベイルード帝国との戦争に突入することとなる。

その戦争の混乱の中、第25魔王城に新たな責任者としてフローラス・イーディアが着任。配下のアイズ・レイン及び、リリィ・ガレンと共に人間に抵抗…の前に前任の無計画さでボロボロになった第25魔王城の再構築するところから始まる。


三つの禁書≪書≫での出来事が今作の出来事に至るまでの経緯が物語冒頭で流れる為、未プレイでもおおよそ把握できるようになっている。なお、三つの禁書≪書≫のネタバレがガッツリ流れる為、ネタバレが嫌な方は先に三つの禁書≪書≫をプレイしよう。


「*序盤~中盤(ネタバレ注意)*」

ゲーム開始直後から画面いっぱいにお怒りの魔王様ことフローラスの不機嫌な顔が映し出され、次の場面ではこれまた画面いっぱいに魔王補佐であるアイズが笑顔で焦りながら謝罪する場面から始まる。

会話の内容は端折るが、戦争中とは思えない程ゆるい空気が流れる。

そんな中、敵の侵入の一報が届く。が、やはりゆるい空気のまま戦闘開始、そして敵をあっさりと殲滅してしまうという結果に終わる。その後、巨大なゴキブリ退治に出撃したり、左遷されてきたり、家出してきたり、派遣されてきたり等で魔人が次々と仲間になっていく。更に、これまた個性豊かかつ強力な魔獣も続々と仲間になっていき、実に賑やかになっていく。

たまにピンチになったりするが、「主人公補正ごとぶっ潰してやる!」という勢いで強力な力を持った異世界召喚された勇者ですら返り討ちにしてしまう。

こんな感じで戦力が揃い過ぎた第25魔王城の活躍により、ベイルード帝国は敗戦の道に走るが……


「*終盤(重大なネタバレ注意)*」

勝利目前にまで迫った魔王軍であったが、そんな中、衝撃的な一報が届く。それはベイルード帝国が突然、何者かの手により壊滅させられ、そして謎の集団が第25魔王城へと侵攻してきているというものだった。

原因は、いよいよ追い詰められたベイルード帝国の皇帝が、配下の召喚士の忠告を無視して強引に新たな勇者の召喚をしたことである。しかし、そこに現れたのは勇者ではなく、魔界三大勢力の一つ、「天魔」の魔人の主力部隊であった。天魔の主力部隊はその場にいた王族と召喚士を殺害、抵抗せず逃げた者以外は文字通り殲滅し、数時間でベイルード帝国を壊滅に追い込んだ後に十柱魔へ侵攻を開始した。当然、謎の集団とはこの天魔の主力部隊のことである。魔王軍は予期せず魔界三大勢力の戦争に巻き込まれることとなる。つまり、ここからが本当の戦争の始まりである




登場人物

魔人 フローラス・イーディア

第25魔王城責任者。

魔王の肩書を持つが、戦闘能力は魔王はおろか、魔人として見ても圧倒的な弱さを持つ最弱の魔王である。その能力は体が少し丈夫な人間程度であり、戦力としては論外である。また、自称勇者恐怖症を患っており、勇者の襲撃の報を聞くたびに怯えてしまい、時には吐いてしまうほど苦手意識がある。


普段は真面目できっちりとしており、怠惰な態度や風紀を乱す行為をする者に対しては厳しい教育を施す事もある。上に立つ者としての風格を備えているが、前述の通り勇者に苦手意識を持っており、時折カリスマ性の欠片もない姿を見せることもある。しかし、部下の失態をきっちり叱った上で何故悪かったのかなど、反省を促した上で罰を与えると共に成長の機会を与えるといった人材育成の面でも長けている。また、部下を決して見捨てない姿勢見せるのも彼女が慕われている要因の一つであろう。


そんな彼女の真の強みはその戦略眼であり、将来を見据えて情報網のインフラ整備を優先的に整えたり、指揮力によるカリスマ性など指揮官として必要な能力を持っている。また、人物を見る目もあり、優秀な人材を引き抜く力にも長けている。個の戦闘能力を正義とする魔人の中では非常に珍しい人物であり、物語中でもその手腕を遺憾なく発揮してくれる。

また、地味だが膨大な量の業務作業をほぼ一人でこなすなど裏方の面では他の追従を許さない化物っぷりを持つ。




魔人 リリィ・ガレン

第25魔王城幹部。

本作の主人公ポジションの魔人の少女。上司であるフローラスを敬愛しており、常に強さを求め続けるストイックな一面を持つ。

任務や業務以外の暇を見つけては鍛錬に励むほどであり、そのあまりにも過剰な訓練は魔人の基準で見ても異常なレベル。あまりに異常過ぎて罰の1つに「リリィの鍛錬に付き合う」があるほどである。また、突撃が大好きの脳筋であり、同じ脳筋のアイズとは年齢の差を感じさせないほどの仲良しである。


性格は真面目で常に向上心を持つ姿勢をとるが、真面目過ぎてボケをまともに返してしまったり、逆に天然ボケを炸裂させて周囲を驚かせたりする。また、戦闘時には冷静に見えつつも内心は敵のど真ん中に突撃して暴れまわりたい衝動に駆られるといった魔人らしい戦闘狂な一面を見せる。


戦闘能力は作中トップクラスであり、常人では視認すらできない程の素早さで移動し、素早い連撃を繰り出すことで、相手にろくな抵抗をさせないまま完封することが多い。あまりにも強すぎたため、戦場に登場してすぐにベイルート帝国軍から要注意リストに入れられていたほどである。




魔人 アイズ・レイン

第25魔王城魔王補佐。

第25魔王城のナンバー2であるが、度を越えた脳筋過ぎて書類業務が苦手という欠点を持つ。立場上の責任とやらかしの頻度から上司であるフローラスからお説教を受けることが多い。

やらかしの一例を出すと、部屋にゴキブリが出た際、思わず斧で叩き潰してしまい、持ち前の怪力も合わさって階をまたいでオーバーホールさせてしまった。その修理費に本部から降りた予算を使うハメになって金欠気味になるという割とシャレにならないやらかしをしてしまうレベルである。

しかし、決してフローラスに対して悪感情を向けることはなく、素直に非を認める姿勢を持つほか、フローラスに絶対的な信頼を寄せている。


前述の通り脳筋な性格をしているが、常に明るい笑みを出し、どこか落ち着いた態度を見せており、逆に戦闘時は物騒な言動も合わさってギャップが激しい。また、仲間想いな一面を持ち、危険な敵がいれば率先して相手をし、他の仲間に被害が及ばないようにするなど自己犠牲的な行動を取ることもしばしばある。


そんなアイズだが戦闘能力はリリィ同様に非常に高く、敵は文字通り防御ごと粉砕し、攻撃はあろうことか気合で耐えてしまう典型的なパワーファイターである。こちらもあまりにも理不尽な強さをベイルート帝国軍に見せつけたおかげでリリィ同様に要注意リストに仲良く入った。




魔人 礼留天以

現第25魔王城幹部であり元第6魔王城の幹部でもある。

名前はれるていと読む。所謂エリートで、第25魔王城に来た理由は第6魔王城の責任者にうっかり転んで熱々のお茶を浴びせた罰として左遷された為である。当初は戦闘能力の低いフローラスに敵意に近い感情を向け、あろうことか暴言に近い発言をしてフローラスを挑発した。だが、フローラスの戦闘行為以外の働きっぷりや、先を見据えた考えに感化される形で最後は自身の意思で入隊を希望した。


普段の態度は面倒くさがりで、すぐにサボろうとする姿勢をみせるが、仕事はキッチリこなすという相反する行動を見せる。また、陰気な外見に反してムードメーカー的な役割を果たすなど掴みどころのない性格をしている。


戦闘能力はエリートという事もあって高く、亡霊魔人の名の通り、気配を消して攻撃することに長けている。搦め手で攻めるタイプで、相手が気がつかない内に背後から奇襲し打撃を与える。




魔人 ワーナー・ヴァレンティーナ・ロウバスト

第25魔王城幹部。

呼び名はロウバスト、もしくはなっちゃん。魔界中央銀行の御令嬢で魔界の名家ロウバスト家の娘である。とある事情により実家を飛び出し、翼竜の制御が効かないまま辿り着いた先が何故か第25魔王城であった。そこから紆余曲折を経て、第25魔王城の協力の元、実家との問題を解決し、そのままの流れで第25魔王城の幹部に就任した。


お嬢様という事もあって世間知らずで高慢な態度を見せることもあるが、基本的には上品さを感じさせる誠実な対応を見せる。また、圧倒的な財力というステータスを利用した特有のジョークを言い放って、魔王城の面々とは上手い具合にボケとツッコミの茶番劇を繰り広げることもしばしばある。


戦闘能力はお嬢様だから低い…と思いきや戦闘経験が少ないだけで実力は高い。魔力の扱いに長けており、魔力を利用した数々の兵器用いた遠距離攻撃を得意とする。また、固有スキルの「黄金の盾」で防御面もしっかりしており、肉薄されても簡単に落ちない堅牢さを見せる。




魔人 シャーロット・フリーズ

第9魔王城からの派遣。

とある防衛任務で第25魔王城の助っ人として派遣された魔人。魔界の名門校を卒業した優秀な人材であり、最弱属性の氷属性にも関わらず、高い戦闘能力と情報収集能力を持ち合わせている。第25魔王城の戦略的価値から戦力の増強として任務遂行後も第25魔王城に滞在することになる。


性格はマイペースであり、戦闘中にも関わらずスアホアプリのSNSを弄りつつ、興味の惹かれる敵や面白い場面があれば即座に撮り、SNS上にアップするなど現代っ子な行動をとる。また、普段の話し方は至って普通だが、SNS関連の話題や主に礼留天以と話す時はなぜかネットスラングを多用する。


戦闘能力は最弱属性の氷属性を扱うにも関わらず高く、主に魔力の放出による氷を生成しての攻撃を得意とする。その方法は敵を丸ごと凍りつかせる、地面から棘状に生成して貫く、巨大な氷塊を落とすなど多彩である。




魔人 シャンディ

第28魔王城責任者および第25魔王城幹部を兼任。

ギリギリで勝利したものの被害が大きい第22魔王城に第25魔王城の面々が援軍として到着した時に登場。まともに使える魔人がほとんどおらず、ほぼ1人で奮戦していたという登場時から滲み出る苦労人オーラが特徴的な魔人。

戦局が魔王軍へと傾いて余裕ができた結果、人材不足を補う形で第28魔王城責任者でありながら第25魔王城の幹部として二足の草鞋を履く事になる。第25魔王城に滞在する理由としては第22魔王城および、第31魔王城にろくに書類業務ができる人材がいない為、その二つの書類業務を請け負うことになり、書類業務が膨大になった為、せめて第28魔王城の業務をフローラスに手伝ってもらうという目的の為である。


上記の通り、貧乏くじを引くことが多い一方で修羅場を潜り抜けてきた経験値が高く、書類業務もこなせる上にそこそこ戦える戦闘能力を持つ。ボケ担当の多い第25魔王城では貴重なツッコミ担当として活躍し、非常時にはフローラスの代わりに指揮を執ることもある。

また、常に自分ができる最良の選択を探し出し、時には下手に戦闘に参加するより別の手を考えるなどの柔軟な思考も併せ持つ。


戦闘能力は本人の言う通りそこそこ戦える程度だが、鋭い爪による連撃と素早い移動により化物揃いの第25魔王城の面々にもなんとか追いつけている。




魔人 ミーティア・リーム

役職名不明

第25魔王城建築時からいる古株の魔人。幼い見た目と言動とフワフワとした性格以外は謎の多い魔人。彼女の仕事は魔王城内の散歩、ただそれだけである。


性格は温厚で優しく、フローラスやリリィを気遣う場面が見られる。


戦闘能力は≪データ削除済み≫



不具合

ダウンロードページと付属のメモ帳「※初めに読んでね」にて説明されている通り、PC環境によってはエンディングが流れない可能性がある。

見れない方は制作者nama氏のYouTubeアカウントに動画がアップされてるので、そちらで確認するといいだろう。




関連イラスト






外部リンク


魔王城会議室ダウンロードページ


魔王城会議室 制作者namaさんのpixiv

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