「ええ~い、大ナタのサビにしてくれる!束になってかかってこい‼」
CV:増岡弘
概要
『秘密戦隊ゴレンジャー』第32話「青い熱風!バリブルーン応答なし」に登場。
黒十字軍が新たに開発した新型高性能爆弾「ブラックZ」を使って世界中の主要都市を爆撃するために、パイロットの新命ともどもバリブルーンを奪取する事を任務とする仮面怪人。
頭に巨大なカッター状の刃物(鉈?)が最大の特徴的で、全身は茶色で、茶色と黒のラインが交互に入ったマントを身に付けている。
『ブルーチェリー』を受けても物ともせずに襲い掛かる強豪怪人で、捕えた新命に力ずくで言う事を聞かせるためにいきなり襲い掛かった事からも分かるように、とても攻撃的な思考の持ち主。
その性格を反映したかのように武器である巨大な斧を軽々と振い回すことの出来るパワーファイターで、攻撃の際には雄雄叫びのような叫び声を上げる癖を持つ。
頭の巨大なカッターを発射する『大ナタカッター』。斧を旋回させるように振り回す『大ナタハリケーン』。斧を投げつける『必殺大ナタ投げ』など多彩な技を持っており、これ以外にも三体に分身して相手を幻惑する『大ナタ分身』という技を持ち、この分身はアオレンジャーさえも本物を見分ける事ができない。
なお、『大ナタ分身』は虚像を作り出す技であるのだが、何故か分身した状態に投げた大ナタは虚像ではなく、本当に三本に増えているという不思議な特性を持っているようだ。
巨大な大木もあっという間に薪に変えて手裏剣の様にぶつける『大ナタ包み割り』が大ナタ仮面の最大の得意技だが、材木を見ると反射的に『大ナタ包み割り』を行ってしまう癖を持っており、そこが最大の弱点でもある。
最後は(戦いの最中で偶然知った)この弱点を突かれ、『ゴレンジャーストームニューパワー“薪割り”』で材木に変化した爆弾を思わずいつもの調子でついつい『大ナタ包み割り』で割ってしまい大爆発。死亡する。