概要
『3』から登場した中身のバトルチップを編集出来ないフォルダ(デッキ)。
『3』ではこのシステムの説明も兼ねたストーリーが展開されており、
強制的に予備フォルダに切り替えられてしまうため良好なゲームバランスを齎している。
『5DS』では『5』で作ったフォルダを予備フォルダとして転送できるお楽しみ機能が追加された。
使用チップを簡単に統一できるため、通信対戦の独自レギュレーションも作りやすく便利。
ラインナップ
オマケフォルダ
登場作品：『3』『4』『5』『6』
全作で最初に入手できる予備フォルダ。
ナビカスと同時に手に入るがあくまで緊急避難用と言う印象が強く、中身は初期フォルダとほぼ変わらないため非常に弱い。
対戦で上級者がハンデとして使うにはいいかもしれない。
ヨセンフォルダ
登場作品：『3』
N1グランプリの三次予選で使うことになるフォルダ。
予選で使うこともあってかラットン1、バンブーランス、アタック+10など使いやすいチップが多い上
ハイパーバーストとドリームソードのPA2種も発動可能で＊コードのチップも多いと使い勝手は悪くない。
欠点としてはショットガン系のチップが多いこともあって少々火力不足気味。
ジゴクフォルダ
登場作品：『3』
N1グランプリ本選の前半、ジゴク島に突入するときに使うことになるフォルダ。
大会用のフォルダとあってか飛び道具、近接系、投擲系、回復、ナビチップと色んな種類のチップが入っているがチップコードはあまり揃っておらず、プログラムアドバンスも無いため使いづらい。
ちなみにジゴク島に向かう途中催眠ガスで眠らされた隙に強制装備させられることになる。
N1フォルダA
登場作品：『3』
N1グランプリ本選、ジゴク島内で手に入る4つのフォルダの一つ。
4つのフォルダの中では一番入手に時間がかかることもあって当たりと言えるフォルダで、
ゼータキャノン2やドリームソードのPA2種に加えバリアブルソード、インビジブル、エリアスチール＊、フラッシュマンと強いチップも多い。
シークレットエリアのタイムアタックにも向いているフォルダの一つ。欠点は強いて言えばチップコードが少々ばらけていることくらい。
N1フォルダB
登場作品：『3』
N1グランプリ本選、ジゴク島内で手に入る4つのフォルダの一つ。
フォルダの大半が射撃系のチップで構成されておりPAもゼータキャノン1とゼータヨーヨー1の2種が使える。
コード＊のチップも非常に多い。
また、バブルショットとヒートショットとヨーヨー1の＊はこのフォルダにしかない。
ただし攻撃力が低いチップばかりのため、PAを使わないと火力が不足する。
N1フォルダC
登場作品：『3』
N1グランプリ本選、ジゴク島内で手に入る4つのフォルダの一つ。
4つのフォルダの中では異色で、カモンスネークが切り札となっておりエリアスチールでエリアを広げ、パネルアウト3で穴をあけ、ウッド+30でカモンスネークを強化する、と非常にわかりやすい。
ストーリー上で戦うのも穴を空けてくるガッツマンなのでこれを選ぶのもいい。
特化フォルダのためコンボが決まらないと辛いが、その分爆発力は随一でタイムアタックにも向いている。
N1フォルダD
登場作品：『3』
N1グランプリ本選、ジゴク島内で手に入る4つのフォルダの一つ。
4つのフォルダでは明確なハズレでありかなり使いづらい。
一応フォルダコンセプトとしてはトップウ・スイコミを使ったコンボがメインだと思われるが、PAもない上、最大の問題はチップコードがバラバラな事。
コードが＊を以外は16種もあり、そのうちチップが1枚しかないコードが12種もある。
ミナライフォルダ
登場作品：『3』『4』『5』『6』
名人見習いが構築したフォルダ。
基本的にストーリーがある程度進むと入手できるようになることもあり、一段上の構築がされている。
作品ごとにコンセプトが違い、その分強さにもムラがある。
『3』では高火力チップが多く、さらに強烈なコンボも備えている大火力フォルダ。
とりわけプリズムが2枚入っていることもあり、タイムアタックには一番向いている。
『4』ではPA2種にコードもある程度揃っており、使い勝手はまずまずといったところ。
『5』ではPAが5種類も入っている。だがコード連番のPAばかりでコードがばらついているのがネック。
サーチソウルにはなれるのでどちらかというとブルース版向きか。
『6』ではオウエンカ、インビジブル、リカバリー80にバリア100と防御重視。ただその分PAもなく火力は低い。
メイジンフォルダ
登場作品：『3』『4』『5』『6』
ネットバトル名人が作成したフォルダ。
作品を通してコンボを絡めたテクニカルなフォルダになっており、
特に3ではステージ系、4ではブリザード系、5、6ではシード系などのパネル変化系チップを中心にしている。
どちらかというと特化系フォルダに分類されるため、コンボを決めないと扱いにくい。
ヘッポコフォルダ
登場作品：『4』
スパークマンシナリオで上文テルオに騙され装備させられるフォルダ。
入っているチップは弱く、オマケフォルダといい勝負。
ただしこのフォルダは周回が進むたびにチップコードが統一されていくのだが、
最終的にコードがSと＊だけになるため、チップ回りだけは良かったりする。
なお、ヘッポコフォルダは上文テルオのオリジナルフォルダというわけではなく、スパークマン戦の後秋原町にいる老婆からも修行を目的としてこのフォルダを貰うことができる。
オマケフォルダと同じく一般に流通している予備フォルダなのだろうか…。
アクニンフォルダ
登場作品：『5』
ストーリーが進むとヒールナビから受け取れるフォルダ。
アクニンの名の通りダークチップにナビチップDSにノイズストームと悪状態じゃないと使えないチップが多い。
対戦フォルダ
登場作品：『5DS』
『5DS』で初代『ロックマンエグゼ』をダブルスロットすると受け取れるようになるフォルダ。
対戦と名に付いている通り、「リセットボム」「エンゲツクナイ2」「ナビスカウト」など通信対戦用の効果があるチップや、「サンダーボール＊」「スイコミ」「ティンパニー＊」などコンボを意識したチップが多い。
コードはSとOにある程度揃えられている。
ソウルフォルダ
登場作品：『6』
ウラインターネットゼロに居るネットポリスから「ソウル チュウニュウ！！ぬおぉぉぉぉぉぉんむっ！！」という掛け声とともに受け取れるフォルダ。
チップコードがSとR中心に構成されており、PAもギガキャノン3(RST)・ワイドバーナー2(STU)・フレイムフック2(RST)・ドリームソード(S)と予備フォルダにしてはなかなかコードが揃っており、広範囲なものばかりなので扱いやすい。
エリアスチールはSが2枚と控えめ。
メガクラスはロールがRコード各種1枚ずつ。
さらにクサムラシードも*が3枚入っており、爆発力もある。
『6』ではソード・ワイドソード・ロングソードがすべて*で揃えられるのでそこが残念なところ。Sが3枚ずつしかない。
