エミルクロニクルオンライン(ECO)に登場するPET装備の一部、もしくはNPCのことである。
守護魔とは
ECOにおいて、2011年から開始されたヒトトセのフシギなたまごという連続イベントの中に登場する特殊なNPCたちなどのことを守護魔という。彼女らは、アクロポリスシティのダウンタウンの地下遺跡研究所「エレキテルラボ」の地下で、エレキテルラボの研究者であるトロン博士が発見した「タマゴのようなもの」とかかわりがある存在であると思われていた、そしてその謎の一部がゲーム内イベントにおいて明らかにされているが、謎がすべて解明されているわけではない。
ECOにおいては、有料で引けるECOくじとよばれるくじによりプレイヤーたちに様々なレアアイテムが当たるシステムが導入されているが、ほとんどの守護魔たちはその１等に設定されて当選確率は極めて低くゲーム内においては高額で取引されることも多々ある。ともかく、そうして引かれたり他人から購入したりした守護魔はPETとして装備することができるようになる。
なお、守護魔の中にはくじ以外により入手できるものも存在する。それらについては個別項目で説明する。
PETシステムにおける守護魔の位置づけ
ECOの中において、PETシステムというものが実装されている。これはペットを連れ歩くことができるというもので、かわいくてハートフルなだけでなく一緒に戦ってくれるので冒険にも便利である。
そして、その中で守護魔と呼ばれる一連のPET装備は独特な存在であるといえる。彼女たちは賑やかにしゃべりかけてくれたり、様々なスキルで援護をしてくれるのである。きっと、狩りにおいても色々と役立つことになるであろう。
が、そんなことより、（一部を除いて）たかい！ すごいのである！
守護魔のECO内での問題点
ま、でもスキルの使用はまったくの気まぐれだし、ネコマタたちと違ってペイロードやキャパシティも増えないし…。いずれにせよ、高レベルの狩場には連れて行けるほどのものではないという現実はある。
なお、2011年11月にユニオンペットシステムがECOに導入されたものの、守護魔についてはその適用対象からははずされてしまった。今後、適用されるようになれば守護魔の狩場での活躍の機会がより増える可能性が高い。
守護魔の種類
守護魔には複数の種類が存在する。以下に列記するが、詳しくは各自情報を収集するか現役プレイヤーに聞くかしてほしい。
守護魔・ムツキ
記念すべき守護魔のトップバッターである。ウサギさんをモチーフにしている上に巫女装束に身を包んでいる。月の精とも言われているがそれは真実かどうかはさだかではない。
真面目で丁寧な性格で、趣味は「お祓い」であるが、少々ドジなところもあって守護魔の力の源である大事なお札をイタズラウサギ達に盗まれるという失態を演じてしまう。ECOくじ「あけおめ兎年」の1等賞品である。なお、前張りをしてるらしいのでそっちの趣味のみなさんも興奮ものである。
守護魔・キサラギ
小悪魔をモチーフにしている2人目の守護魔である。魔力の源とも言われているがそれが実態かどうかはさだかではない。
趣味は「恋バナ」で、オトナの恋についてイロイロご指南してくれるとのことだが、興味がないことにはぞんざいなので冬将軍による暗躍を受けて春の到来を遅らされてしまい後述のヤヨイから叱られる羽目となる。ECOくじ「ハンドメイド・バレンタイン」の1等賞品である。
守護魔・ヤヨイ
パンダをモチーフにしている3人目の守護魔である。春を導くとも言われているがそれが実態かどうかはさだかではない。
不甲斐ないキサラギを叱ったり、後述のウヅキを疑ったりしているが自身もなぜか本来の目的を忘れ、温泉の守護魔にされてしまっていた。なんだか、いまいち頼りないクラス委員長タイプのような感じである。ECOくじ「アジアンファンタジア」の1等賞品である。
守護魔・ウヅキ
犬をモチーフにしているのか？ ともかく4人目の守護魔である。出会いを導くとも言われているがそれが実態かどうかはさだかではない。
学校の平和を守るために巨大な悪の陰謀と立ち向かい、引き裂かれたかつての友と戦う……と思わされている子である。ECOくじ「風雲！アクロニア学園」の1等賞品である。
守護魔・サツキ
5人目の守護魔である。妖精あたりがモチーフであろうか。新緑の風を導くとも言われているがそれが実態かどうかはさだかではない。
典型的なツンデレキャラなのかもしれない。ともかくなぜか壷に閉じ込められてしまっていた。ECOくじ「フェアリーテイル」の1等賞品である。
守護魔・ミナヅキ
狐をモチーフにしている6人目の守護魔である。穏やかな雨を導くとも言われているがそれが実態かどうかはさだかではない。
ゴスロリファッションに身を包んで、絆を守護しつつも自分自身の運命の相手には「本妻です♪」ととことん尽くすというある意味破壊力たっぷりの設定ゆえに、2011年7月現在においては守護魔人気No.1となっている存在である。ECOくじ「プレシャスウェディング」の1等賞品である。
守護魔・フミツキ
蛸をモチーフにしている7人目の守護魔である。夏を導くとも言われているがそれが実態かどうかはさだかではない。
純真でまだまだ思考が幼くて無邪気である。ケッコン＝相手を食べていいと思っていたり…。ECOくじ「夢見るアクアマリン」の1等賞品である。
守護魔・ハヅキ
何かの獣をモチーフにしているらしい8人目の守護魔である。しかし、経緯からかメカニカルな部分のモチーフも併せ持っているようだ。夏雷を引き起こすとも言われているがそれが実態かどうかはさだかではない。
ちょっと臆病でおっとりしている。そしてこの子もまた幼いようである。ECOくじ「エレクトロメモリーズ」の1等賞品である。
守護魔・キクヅキ
鼠をモチーフにしているらしい9人目の守護魔である。夏の終わりと秋の訪れを告げると言われているがその実態は定かではない。
活発だけど甘えん坊な男の子であり、「父さん」と呼ぶオコジョと一緒にいる。ECOくじ「古の大和神話」の1等賞品である。
守護魔・カミア
天使をモチーフにしているらしい10人目の守護魔である。神の使いと言われているがその実態は定かではない。
いつもカンナと一緒に活動しており、とても仲良しである。ほがらかな笑顔が可愛い女の子で、ふたりで一緒に守護魔として頑張るのである。ECOくじ「ホーリーハロウィン」の1等賞品であり、カンナとペアで当たる。
守護魔・カンナ
悪魔をモチーフにしているらしい11人目の守護魔である。悪魔の使いと言われているがその実態は定かではない。
いつもカミアと一緒に活動しており、とても仲良しである。ほがらかな笑顔が可愛い女の子で、ふたりで一緒に守護魔として頑張るのである。ECOくじ「ホーリーハロウィン」の1等賞品であり、カミアとペアで当たる。
守護魔・シモツキ
狐をモチーフにしているらしい12人目の守護魔である。華麗で高貴な守護魔と自称しているがその実態は定かではない。
自信過剰で多少高飛車なところのある女の子である。ECOくじ「森の中の童話」の1等賞品である。
守護魔・ロウゲツ
執事をモチーフにしているらしい13人目の守護魔である。見た目は若そうだがその実今までに登場した守護魔の中では最年長だという噂もある。おそらく、今後発売されるくじでの1等賞品であろうと思われる。男性である。
守護魔・ウル
新たに生まれる守護魔の半身であり、2011年に展開されていたヒトトセイベントの中心として暴れまわっていた存在である。口調は少年っぽいが女の子らしい。無知であり、それだけに怖いもの知らずであったが…。
この守護魔は後述のルゥと一緒にヒトトセイベントをクリアすることにより入手できた。
守護魔・ルゥ
新たに生まれる守護魔の半身であり、卵の中で保護されていた。外の世界に怯えていたがウル、そして守護魔たちおよびヒトトセイベントを通じて知り合った多くの人々、そしてなによりプレイヤーキャラクターたちの見守る中、ついに外の世界に飛び出すことを選択した。それでもやはり怖がりなのであるが。
この守護魔は前述のウルと一緒にヒトトセイベントをクリアすることにより入手できた。
守護魔・ウルゥ
何らかの獣をモチーフにしているらしい14人目の新たな守護魔である。前述のウルとルゥは元来ウルゥの半身でありゲーム上で実際に、ウルとルゥを合体させることによりウルゥをペットとして使うことができる。なお、生まれたばかりではあるがウルゥとなるとおちついた大人の女性的なメンタリティを見せる。
当然、ウルおよびルゥを入手したプレイヤーならば入手しているはずであるが…、半身を売却したり捨てたりすることはできるので…。
その他
ヒトトセイベントは一応大団円を迎えたことになっているものの、2012年にあらたに守護魔も絡むイベントがあるらしいので、今後もさらに新たな守護魔が登場する可能性がありえる。
実際、今後発売予定のサウンドトラックの特典として新守護魔がついてくることは発表されているようなので、当該守護魔の詳細がわかりしだいここに加筆していく予定である。
pixivにおける注意
pixivにおいて「守護魔」とはECOのそれだけでなく他の世界の「守護魔」にもタグがついている可能性があるので、検索するときにはECOもしくはエミルクロニクルオンラインと一緒に検索するといいだろう。
