マロール
まろーる
複数の意味があり、綴りはそれぞれ異なる。
誘導分岐
転移呪文 MALOR
魔術師系第七位階(つまり最高位階)に属する。
キャンプ中に使用する場合は転移先の座標を指定できるが、戦闘中に緊急脱出の手段として使用する場合は転移先がランダムになる(一定の法則は存在する)。
どちらの場合でも転移先が「石の中」であった場合は全滅であり、版によってはパーティ全員が問答無用で「消失」扱いとなる。
なおこの MALOR の呪文の効果を反転・拡大することで、逆に対峙している敵の群れを別の空間に転移させて強制的に全滅させてしまう術もあるが、冒険者がこれを習得することは不可能。
HAMAN もしくは MAHAMAN によってこの現象を引き起こせる可能性はあるが、これらの呪文の成果はランダムであり、望みの効果を引き出せなかった場合でも術者の生命力が犠牲となる。
実は「モンスターによるエナジードレイン」「HAMAN / MAHAMAN の使用」によるレベルダウンは即時発生するが、下がったレベルに合わせて経験値が減少する処理は戦闘終了時に行われる。
MALOR による緊急脱出で戦闘を終わらせた場合、レベルダウンする前の経験値が維持されており、街に戻って宿屋に泊まれば元のレベルに戻すことができる(さらにこれを利用した裏技もいくつか存在するが、詳述は控える)。