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時計塔のマリアの編集履歴

2021-05-05 19:10:00 バージョン

時計塔のマリア

とけいとうのまりあ

時計塔のマリアとは、フロム・ソフトウェアの「Bloodborne」に登場する人物である。

ネタバレ注意

この人物に関する情報は、Bloodborneの世界観(主に人物関係)においてネタバレとなる要素を多々含んでいます。

閲覧の際は十分にご注意下さい。




























概要

死体漁りとは、感心しないな…

だが、分かるよ。

秘密は甘いものだ

Lady Maria


DLC第2ステージ「実験棟」のボスにして、本作における火防女に当たる狩人の夢の人形のモデル。

穢れた血族カインハーストに連なり、その王族の傍系に当たる出自を持ち、最初の狩人ゲールマンの弟子たち、最古の狩人の一人。かなり長身の女性。

特に彼女はゲールマンを慕った。しかし何が起きどういう経緯があったのか、今の彼女はゲールマンと離れ、過去の世界とねじれて繋がった狩人の悪夢に囚われている。

実験棟の患者たちからは「マリア様」と呼ばれ、尊敬され、慕われている。


狩人の帽子からマスクを外して羽飾りをつけたような帽子を被り、仕立ての良い衣装を身に纏って銀の長髪を後ろでまとめている。これらは狩り装束としての実用性、カインハーストらしい貴族趣味の華美を合わせたもの。

カインハーストの血刃を使うことを好まず、カインハーストの近衛騎士が用いる刀「千景」(血質により威力が高まる)と同邦だが血質ではなく技量のみを要求する刀「落葉」を好んだ。しかしある時、この落葉を漁村の井戸に投げ捨てたらしい。


プレイヤーと邂逅した際は、大聖堂の時計塔で椅子に座ったまま死んでいたが突如として蘇り、狩人たちの「秘密」を探ろうとする主人公を排除すべく襲い掛かってくる。

Maria&doll 2

Lady Maria x Doll

狩人の夢に放置されていた人形のモデルとなった古狩人だが、その生涯のほとんどは謎のまま。彼女を思わせるようなアイテムが多く存在するが、それが本当に彼女につながるアイテムなのかは不明。


ボス戦

だからこそ、恐ろしい死が必要なのさ。


大小一対の刀を組み合わせた仕掛け武器を用いる剣士である。

モーションもほぼ落葉のそれであるが、一部プレイヤーには使用出来ない動きも含まれる。またステップやローリングといったアクションは常に「古い狩人の遺骨」の効果がかかった状態にあり、古狩人たちの狩りを存分に刻み付けてくれる。


HPが一定量減少すると刀を自らの体に突き刺して刃に血を纏わせ、血の長剣とでも言うべき状態となる。

基本的なモーションはさほど変化はないが、威力と間合いが大幅に増加するので中途半端な回避では文字通り狩られる。

さらに追い詰めると血飛沫が炎を発するようになり、斬撃の軌跡に炎が走るようになる。これによって威力と間合いがさらに増し、側面に回り込んでも軌跡を追う炎が引っかかって思うように攻撃できないなどのケースが増加するため極めて危険である。

総じて高い攻撃力を誇る強敵であるが、人型ということでパリィが有効である。


なお彼女を撃破した後、啓蒙ショップで彼女の衣装が、後のステージでかつての愛刀である落葉が、それぞれ入手可能となる。

また彼女の撃破後に人形に話しかけると、特殊な会話が発生する。


考察ネタ

  • カインハースト

ヤーナムの隣にある古城。

穢れた血族、女王アンナリーゼと貴族たちが暮らしていた。しかし血族はローゲリウス率いる処刑隊によって不死身のアンナリーゼを残して殺されており、亡霊や人外となった従僕のみが徘徊する廃城となっている。


カインハーストの貴族たちに禁断の血を齎したのは、古い学び舎ビルゲンワースの裏切り者だったという。この一件は学長ウィレームに猜疑心を芽生えさせ、彼の弟子たちと亀裂を作り、彼のもとを去った人々が医療教会を立ち上げて今に至る。


マリアはこのカインハーストの女王の傍系であるが、具体的にどういう血縁関係かは不明。

(妾の子、分家、あるいは従弟だったのか?)


  • 実験棟

過去の世界を映す、蕩けた瞳が見せる狩人の悪夢。そこにある二つの大聖堂、その一方にある医療教会の施設。狩人の庇護者、血の医療を司る教会の隠された実態が暴かれる。

頭部が膨らんだ患者たちが徘徊し、ベッドや椅子に縛り付けられたものもいる。


患者たちはマリアを慕っているようだが、この場の実験を管理していたのがマリア自身であることを仄めかす患者もいる。


  • 失敗作たち

マリアの待ち受ける時計塔の直前に登場する不気味な巨人たちで、実験棟の中ボスのような存在。

ここまで到達したプレイヤーからすれば一体一体は雑魚同然だが、いくら倒しても増援が現れ、最大で4体まで同時に相手をすることになる。

HPゲージは共通なので、ゼロになるまで殺しつくすしかない。

撃破することで取得できるトロフィーには「上位者のなりそこない」と書かれており、実験棟で行われていた実験の目的が人間を上位者へ変えることだったと匂わせている。

また戦闘BGMの歌詞にマリアの名前が登場する。


  • 星輪草

上記の失敗作たちが屯している場所は「星輪草の庭」と呼ばれている。この萎びたヒマワリに似た大振りの花は、他にも聖堂街上層などで登場する。

印象深い花であり、マリアと共にイラストに描かれることがある。


  • 落葉

マリアの愛刀。変形前は両剣状の武器で、変形後は刃を分割して二刀流となる。

同邦の武器である千景と同じく、日本刀の柄を洋式にしたような外見。

ただし千景と違い血の力を使わず、使いこなすには高い技量のみが要求される。

マリアはこの愛刀を漁村の井戸へ投げ捨てたとのことだが、ボスとして登場するマリアは落葉らしき刀を持っている。

しかしそちらは「刃に血を纏わせる」という本来の落葉にはない機能を持っており、またマリア自身も血刃を嫌っていたはずだが、真相は不明。

本物の落葉は漁村の井戸にいる魚人を倒すことで入手できるが、そこはDLCの中でもかなりの難所である。


時計塔の女狩人、マリアの狩武器

カインハーストン「千景」と同邦となる仕込み刀であるが

血の力ではなく、高い技量をこそ要求する名刀である


マリアもまた、「落葉」のそうした性質を好み

女王の傍系でありながら、血刃を厭ったという


だが彼女は、ある時、愛する「落葉」を捨てた

暗い井戸に、ただ心弱きが故に



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