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啓蒙(Bloodborne)の編集履歴

2021-05-10 16:17:00 バージョン

啓蒙(Bloodborne)

のうにひとみをえる

啓蒙とは、無知な人間が知識を得ること。 ここでは、フロムソフトウェアのゲームブラッドボーンのパラメータの一つである啓蒙について解説する。

概要

啓蒙とは、「暗きもの(蒙)が啓かれる」、つまり「知識」を得て、「真実」を知ることを指す。

Blood borneにおいては、経験値と通貨を兼ねたパラメータである血の遺志に並ぶ、使用によりプレイヤーの助けとなるパラメータであり、従来のソウルシリーズにおける人間性に相当する。


ゲーム内での機能

啓蒙は取得したのちに使用することができるパラメータだが、従来作の人間性の様に死亡によって喪失することはなく、特殊な攻撃を行うエネミーとの戦闘以外では、啓蒙の使用によってのみ減少する。

ただし、取得する事に何のリスクもデメリットも無い血の遺志や人間性に対して、啓蒙の場合は取得するごとにリスクとデメリットが生じる。

啓蒙の取得によって生じるリスクとデメリットは以下の通り。


  • ステータス異常の一つである発狂のゲージが溜まる。(発狂のゲージが溜まると、全身から血を噴き出して大ダメージを受ける)
  • 出現する敵が追加される。
  • 出現する敵が強くなる。
  • 一部アイテムによる強化モードの効果時間が短くなる。

啓蒙の使用によって行える事は以下の通り。


  • 啓蒙取引によるアイテムの購入
  • 戦闘で協力してくれるNPCや、オンラインでのプレイヤーの召喚を行うことができる。

総合してみるとリスクとデメリットの方が大きい様に見えるが、実際にはNPCや他プレイヤーからの協力を得られると言うのは高難易度を誇るBlood broneにおいてはかなりの救済要素となっている為、ゲーム性という点では釣り合いの取れたかなり大きな駆け引き要素になっている。


使用以外で啓蒙を失う場合として、脳を吸う攻撃を行うエネミーから攻撃を受ける。ということが上げられる。

しかし、脳を吸う攻撃以外では啓蒙が減少する事はなく、脳を吸う攻撃を行うエネミーの数自体もゲーム全体を通して見ても少ない部類にある為、基本的には増加することはあっても減少することはない。


獲得手段

主な入手方法は三つ。


  • アイテム”狂人の智慧”や”上位者の智慧”の使用。
  • ヤーナムの各地を訪れる事。
  • ボスキャラとの遭遇・戦闘・勝利。

この他にも啓蒙を入手する手段として、上位者の赤子だけが持つ”三本目のへその緒”、”血の穢れ”を使用する。特殊なNPCと会話を行うと言ったことが挙げられる。

また、アイテムの狂人の智慧や上位者の智慧は、偉大な知識に触れて発狂した人々の頭蓋骨であり、これらのアイテムの使用は、彼らの持つ智慧や遺志を取り込む事を示している。

つまりは異常な体験、それらを経験した人々の遺志を取り込むことで啓蒙を獲得し、高めることができる。


『啓蒙』の意味


このゲームにおいては、啓蒙はどちらかと言うとゲーム性よりもストーリーに関係のあるパラメーターとなる。

啓蒙を獲得することの最大の意味は、上位者の姿を観測するために必要な数値である。

かつてビルゲンワースと学長ウィレームは、高次元思考力”思考の瞳”と呼ばれる禁断の知識を求めていた。チンパンジーが原子物理学を理解できないように、知能の劣った人類には、より高い次元にいる上位者の智慧を理解できない。そこで、高次元の思考の足掛かりとして、この啓蒙が必要になる。

啓蒙を高めることで狩人は様々なものが見えるようになったり、聞こえなかった音が聞けるようになる。メタ的に言うと、オドン教会にいるアメンドーズの姿が見える様になり、BGMに赤ん坊の声が追加される様になる。言うなれば、コズミックホラーにおける、知ってはいけないものを知った状態を疑似的に体験する事になる。


関連タグ

上位者(Bloodborne) 月の魔物

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