アルドメリ・ドミニオン(Aldmeri Dominion)には、主に2種類ある。
ここでは、第二紀の同盟について個別に記述していく。
第四紀のものについては → アルドメリ自治領
第二紀のアルドメリ・ドミニオン
サマーセット諸島 | 最高指導者はアイレン女王 |
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ヴァレンウッド | 王都エルデンルートが同盟の首都として設定 |
エルスウェーア | アイレン女王への恩義で参加 |
第二紀580年代の三旗戦争におけるアルドメリ・ドミニオンは、サマーセット諸島、ヴァレンウッド、エルスウェーアの三国が合体してできた、タムリエルで戦っている三同盟の一つ。面影(プレイヤー)たちからの略称は「AD」。
人間の支配を終わらせ再びエルフ主導による"正しい統治"に戻すため、シロディールの掌握を狙っている。デイドラを駆逐するエボンハート・パクト、現在の帝国を打倒し、人間による統治の維持を考えているダガーフォール・カバナントとは目的が異なる。
アイレン女王の場合は「アルトマー、ボズマー、カジートの種族が対等に一致団結しないと戦争に勝てない」との危機感から、三種族の混成軍団の配備や閉鎖的なサマーセットを他種族に開放するなど、公平でリベラルな政策をとっている。
しかし、"神聖かつ最も偉大な種族"であるアルトマーの土地にアルトマー以外の"劣等種族"およびサマーセットを故郷としていない同胞の"よそ者"が入ってくることを嫌い、現在の種族間を平等とする方針をとり続けるアイレン女王の存在自体をよく思っていないアルトマーも大勢いる。
さらに同盟内には、他種族の支配・排除・抹殺を辞さないエルフ至上主義者の組織「ベールの継承者」が女王反対派のアルトマーたちを取り込んで勢力を急激に増しており、影響された信奉者がアルトマー社会の上流階級にも潜んでいるという、不安定な同盟となっている。